サバイバルホラーTPS新作『デイメア:1994』8月31日発売へ。ハイテク凍結兵器で恐怖に立ち向かう、背筋も“凍る”SFホラー
パブリッシャーのBeep Japanと4Divinityは5月26日、『Daymare: 1994 Sandcastle(デイメア:1994)』を国内向けに8月31日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。本日よりPS5パッケージ版の予約受付が開始されている。なおストアページ表記によると、Steamでは8月30日に発売予定となっている。
『デイメア:1994』は三人称視点のサバイバルホラーゲームだ。2019年に発売された『デイメア:1998』の前日譚を描く続編となる。主人公ダリラ・レイズは元政府諜報員で、現在はH.A.D.E.S.(ヘキサコア特殊捜査部隊)に所属する人物。本作にて彼女は軍事研究施設への潜入任務をおこなうことになる。そこでは不気味で危険な「何か」が待ち受けているようだ。さまざまな障害を乗り越え、施設に隠された秘密を暴くのだ。
研究所内には凶暴な未知の生命体が多数存在。さまざまな銃器を用いて敵を退けよう。また本作には液体窒素を用いた武器「フロストグリップ」も存在。活用することで弾薬を節約できるだろう。ほか、探索では腕に装着したスキャナーを用いて周囲を分析することが可能。隠されたアイテムや極秘文書、あらたな謎解き要素を発見できるという。注意深い探索が物資などをもたらし、プレイヤーを有利にするだろう。
なお本作に向けてはSteamにて5月11日よりデモ版が配信中。ストーリーの序盤をプレイすることが可能だ。フロストグリップを含め、さまざまな武器を試すことができる内容となっている。
本作を手がけるのはイタリア・ローマに拠点を置くInvader Studios。かつて『バイオハザード2』の非公式リメイクを開発していたチームを前身としている。当時カプコンによる『バイオハザードRE:2』の制作発表を受け、非公式リメイクというコンセプトを改めて会社を設立。オリジナルタイトルとして前作『デイメア:1998』が開発される運びとなった。同スタジオは制作途中に資金調達が頓挫するなど苦難に見舞われたものの、諦めずにプロジェクトを進行。紆余曲折を経て『デイメア:1998』は発売を迎えた。
そうした経緯もあり、前作は『バイオハザード2』の影響を強く受けている作品であった。弾薬や回復薬などの限られたリソースをマネジメントしながら敵を倒し、謎解きをしながら先へ進んでいくゲームとなっていた。この続編となる本作『デイメア:1994』ではフロストグリップなどのハイテク装備が盛り込まれ、さらに新鮮なゲームプレイと恐怖が楽しめそうだ。前日譚として描かれるストーリーにも注目したい。
なお本日よりPS5向けパッケージ版の予約受付が開始されている。パッケージ版は通常版と限定版の2種類が用意。どちらにもオリジナルステッカーセットが付属するほか、限定版には各種オリジナルグッズも付属する。ゲーム内に隠された武器スキンを見つけるためのヒントを収録した“カセットテープ”も用意されているという。装飾アイテムが入手しやすくなるだけでなく、プレイを盛り上げてくれる要素となりそうだ。
『デイメア:1994』はPC(Steam)向けに8月30日発売予定。PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けには8月31日発売予定だ。本日よりPS5パッケージ版の予約受付が開始されている。
【UPDATE 2022/5/26 11:08】
パッケージ版に関する情報を追記