暗殺者復讐アクションRPG『Phantom Blade Zero』正式発表。66日という限られた日数で遂行する復讐劇、モーションには谷垣健治氏が携わる

S-GAMEは5月25日、『Phantom Blade Zero』を正式発表した。対応プラットフォームはPlayStation 5/PC(Steam/Epic Gamesストア)。『Phantom Blade Zero』は、濡れ衣を着せられた暗殺者が残された時間で黒幕へ復讐を果たす、カンフーパンクアクションRPGである。

中国のスタジオS-GAMEは5月25日、『Phantom Blade Zero』を正式発表した。対応プラットフォームはPlayStation 5/PC(Steam/Epic Gamesストア)。動画や公式サイトなども公開されている。

『Phantom Blade Zero』は、濡れ衣を着せられた暗殺者が残された時間で黒幕へ復讐を果たす、カンフーパンクアクションRPGである。本作の舞台は、架空の世界「ファントムワールド」。中国武術やスチームパンクといった要素を取り入れられた世界だという。主人公は、オーダーと呼ばれる組織に所属するエリート暗殺者だ。本作で主人公は、オーダーのリーダーを殺した犯人に仕立て上げられ、事件の捜査中に重傷を負ってしまう。主人公は、治療により一命は取り留めるが、重傷を負った体は66日間しかもたない。本作で主人公は、時間切れになる前にすべての黒幕を探し出し、決着をつけることになるようだ。


主人公は、強大な敵や人間離れした怪物とアクションを繰り広げていく。ゲームプレイの詳細については不明ながら、仕組みとしては本作にはセミオープンワールドが採用。自由にフィールドを歩きながら、アクションや黒幕への手がかりを掴むことになるようだ。ゲームの要素としては、武器や防具、アーティファクトやスキルによるキャラクターマスタマイズが用意されている。プレイヤーは66日間でキャラクターを強化しながら、復讐の達成を目指していくのだろう。またPlayStation.Blogによると、本作のアクションディレクターは、武侠映画などにも携わってきたアクション監督の谷垣健治氏が担当しているそうだ。同氏の実演した技の動きをスキャンしたもとに、アニメーションアーティストが動きを作り直し、ゲームに反映されているとのこと。

本作を手がけているS-GAMEは、中国のゲームスタジオである。同社の作品としては、『ファントムブレイド:断罪者』がスマートフォンおよびPC向けに発表。2023年にリリース予定となっている。タイトルや設定などから達するに、本作『Phantom Blade Zero』は、『ファントムブレイド:断罪者』の関連作にあたるようだ。

Phantom Blade Zero』は、PlayStation 5/PC(Steam/Epic Gamesストア)向けにリリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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