『FF14』パッチ6.4「玉座の咎人」本日公開へ。ジョブ調整であらゆるアビリティが“クソデカ”化
スクウェア・エニックスは5月23日、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)のパッチ6.4「玉座の咎人」のパッチノートを公開した。メインクエストをはじめとした新コンテンツが多数公開されるほか、多くのジョブのアビリティの範囲が巨大化するようだ。
新コンテンツとしては、第十三世界へと渡る新たな方法を模索するメインクエストや、メインクエストの道中で訪れることとなるインスタンスダンジョン「星霊間欠 ハーム島」やゴルベーザ討滅戦、突如として星海に現れた万魔殿「パンデモニウム」での戦いを描くレイドダンジョン「万魔殿パンデモニウム:天獄編」などが挙げられる。「オーシャンフィッシング」「無人島開拓」といった既存のコンテンツにもアップデートがかかる、メジャーパッチらしい新要素盛りだくさんのパッチとなることだろう。
ジョブ調整関連の目玉としては、多くのジョブのアビリティ範囲が巨大化することが挙げられる。攻撃バフから防御バフまで、キャラクター中心に発動するアビリティ全般の範囲が拡大しているようだ。Twitterでは「テンパランス50m」「クソデカ運命の輪」といったワードが一時トレンド入り。突然声が大きくなった吟遊詩人や広範囲に桃を配りまくるモンクなど、メンテナンスを待つ光の戦士たちの間で多様な妄想が繰り広げられている。
アッパー調整としては暗黒騎士以外のタンクの火力向上、侍・黒魔道士といったピュアDPSの火力向上、竜騎士の「ドラゴンサイト」に方向指定条件を無効化する効果の追加が挙げられる。5月30日には高難易度レイド「万魔殿パンデモニウム零式:天獄編」が実装されるが、アビリティの“クソデカ化”や方向指定条件の緩和から見て、散開する場面や方向指定が取りにくい場面が多々あることも予想される。高難易度コンテンツに挑むプレイヤーは特に、新たにアップデートされたアビリティを上手く使っていこう。
パッチ6.4ではUI面でのアップデートも実施される。PvEエリアにおいてネームプレートの横にクラス・ジョブアイコンを表示することができるようになる。また、パーティメンバーのみネームプレートをロールに応じたフォントカラーに変更することができるように。バトル中にどのジョブのキャラクターがどこにいるのかが把握しやすくなるようだ。また、チャット欄にもクラス・ジョブアイコンがやジョブの省略名が表示できるようになり、どのジョブのキャラクターが発言しているのかがわかりやすくなる。
そのほかにも、ターゲットマーカーの種類が追加されたり、レディチェック完了時にSEが鳴るようになったりと、細かなユーティリティ部分の改善が盛り込まれている。内容は多岐に渡るため、詳細はパッチノートを確認してほしい。
『FF14』パッチ6.4は本日5月23日にリリースされ、19時ごろにメンテナンス終了予定だ。15時からはプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏とグローバルコミュニティプロデューサーの室内俊夫氏によりパッチノート朗読会も実施される。パッチノート全文はこちらをお読みいただきたい。
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