国産サンドボックス『クラフトピア』超大型アプデ6月配信へ。フィールドが“20倍”に広大化でオープンワールドらしさ向上

ポケットペアは5月20日、『Craftopia(クラフトピア)』の超大型アップデート「シームレスアップデート」を2023年6月にリリースすると発表した。シームレス化によって、従来よりもオープンワールドらしいゲームプレイができるという。

国内のゲーム開発会社ポケットペアは5月20日、『Craftopia(クラフトピア)』の超大型アップデート「シームレスアップデート」を2023年6月にリリースすると発表した。シームレス化によって、従来よりもオープンワールドらしいゲームプレイができるという。


『クラフトピア』は、ポケットペアより早期アクセス配信中の、オンラインマルチプレイに対応したオープンワールドサバイバルアクションゲームである。本作では3Dのオープンワールドアクションゲームをベースに、狩り/農業/ハクスラ/自動化/建築など、多数の要素が意欲的に取り入れられている。具体的には、武器や魔法を使ってドラゴンやゴブリンと戦ったり、作物を育てて収穫したり、乗り物に乗って空を飛んだり、モンスタープリズムでペットを捕獲したりといったことが一つのゲーム内で可能。多数のジャンルの要素を組み合わせた理想郷を目指して、開発が進められているそうだ。



そんな本作においては2020年の早期アクセス配信開始より、小さな島単位のフィールドが採用されていた。各島ごとにバイオームが設定されており、プレイヤーは転移の祭壇を通じて移動することで、異なるバイオームのフィールドを冒険。バイオームがわかりやすいといった利点はあるものの、フィールドが地続きにはなっておらず、環境ごとにマップが区切られていた。

シームレスアップデートでは、『クラフトピア』が大きなフィールドを採用した作品へと再構築される。アップデート後は、ワールド全体が多種多様なバイオームを含む大きなマップへと変化。従来よりもオープンワールドらしいゲームプレイが待ち受けているようだ。

Steamの本作公式ニュースで公開されているシームレスワールド化に向けた進捗報告などによると、アップデート時点では6種類のバイオームが公開予定となっている。フィールドの広さは、現在の『クラフトピア』の20倍となっており、マルチプレイ時には大きなフィールドの中で全員が自由に冒険や建築などが可能。新しい探索要素の洞窟や、拠点や遺跡といった探索可能なロケーション、小規模なバイオームなども用意されているといい、新たな冒険に期待したい。またアップデートでの要素としては敵AIや戦闘システムの改善、装備のセット登録機能や乗り物インベントリの追加、ペットスキルの導入なども予定されている。


クラフトピア』は、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに早期アクセス配信中。同作の超大型アップデート「シームレスアップデート」は、2023年6月にリリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

記事本文: 2568