終末モスクワ地下鉄FPS『Metro: Last Light』完全版、Steamにて期間限定で無料配布開始。ゲットすればずっと遊べる
4A Gamesは5月19日、PC(Steam)版『Metro: Last Light Complete Edition』の無料配布を開始した。配布期間は5月26日午前2時まで。Steamユーザーであれば、期間内に入手することで配布期間終了後もプレイすることが可能だ。
『Metro: Last Light』は、小説「メトロ2033」を原作としたFPS『Metro』シリーズの第2作だ。かつての核戦争で人類滅亡寸前となった世界で、生き残った人類は廃墟となったモスクワの地下鉄で暮らしていた。プレイヤーは主人公のアルチョムとなり、人類同士の内戦や、危険なミュータントたちとの戦いに身を投じていく。
『Metro: Last Light』は、今年でリリースから10周年を迎えた。それを記念して、開発元4A Gamesは日本時間5月17日、本作Steam版の配布を告知した。今回無料配布の対象となるのは、リマスター版『Metro: Last Light Redux』ではなく、オリジナル版『Metro: Last Light』のComplete Editionだ。さまざまなDLCが同梱された完全版となっている。なお、今回配布されているSteam版は、日本語表示非対応となっている。
また、Steamでは現在『Metro』シリーズセールも実施中。シリーズ最新作『Metro Exodus』がSteamでの過去最安値となる77%オフの1069円で配信中。また、同作のDLCをまとめたExpansion Passや、初作のリマスター版となる『Metro 2033 Redux』および上述の2作目リマスター版『Metro: Last Light Redux』などが同梱されたMetro Saga Bundleも販売中。こちらは85%オフの1540円で提供されている。
なお、4A Gamesはウクライナをルーツとし、同国とマルタに拠点をもつ開発元である。ロシアによるウクライナ侵攻の影響も強く、『Metro Exodus』の開発に携わったスタッフがウクライナ兵士として従軍中に戦死する痛ましい出来事もあった(関連記事)。同スタジオが現在も根強く活動を続けていることを祝いたい。
Steam版『Metro: Last Light Complete Edition』は現在無料配布中。配布期間は5月26日午前2時まで。Steamユーザーであれば、期間内に入手することで配布期間後もプレイすることが可能だ。なお本作PC版は日本語表示に非対応となっている。『Metro Exodus』を除くPC版のシリーズ作品も同様となっている。