PS4版『ボーダーブレイク』9月サービス終了へ。締めくくりへの準備進む
セガは5月15日、PlayStation 4向けに基本プレイ無料で配信中の『BORDER BREAK(ボーダーブレイク)』について、今年9月9日にサービスを終了すると発表した。
『ボーダーブレイク』は、ハイスピードロボットチームバトルゲームだ。本シリーズは2009年にアーケード向けゲームとして稼働し人気に、2018年夏にはPS4版がサービスを開始し、以降約5年間にわたって展開されてきた。プレイヤーはブラスト・ランナーと呼ばれるロボットを操作し、多人数のチーム戦に挑む。武器や機体パーツのカスタマイズなども可能で、テンポの速いアクションと戦略性が魅力だ。
そんな本作PS4版が、シリーズ14周年の節目となる今年9月9日にサービス終了するという。プロデューサーの百渓曜氏が、公式サイトを通じて声明を発表している。そちらによれば、ユーザーに戦場をできるだけ永く提供し続けるため開発・運営を続けてきたものの、「ご満足いただける環境の維持が難しくなってきた」という。そのため、今回の決断に至ったそうだ。百渓氏はアーケード版を含めたファンたちに謝罪と感謝を伝えるとともに、サービス終了までの期間をチーム一体となって運営していくとのこと。
なお、サービス終了に向けた施策としては、来週から始まるランクマッチを「最終シーズン」として開催。8月14日の同ランクマッチ終了以降は、製造および装備利用サービスの対象が各種コラボ装備やイベント配布装備などを除いた全装備に拡張されるという。また、6月12日からは価格を改定した「フレームロット」が設置。より手軽に装備が入手しやすくなるようだ。さらなる詳細については、公式サイトのお知らせを確認してほしい。
ボーダーブレイクのアーケード版については、2019年にサービスが終了されている。つまり、PS4版のサービス終了をもって、シリーズ全体の歴史がいったん閉じることとなるだろう。
なお、本作に関する番組『ボーダーブレイクのボ!』が、最後のしめくくりとして公開生放送として実施されるという。会場は株式会社セガ大崎本社で、8月19日に実施予定。こちらの詳細も告知ページを確認してほしい。
『BORDER BREAK(ボーダーブレイク)』PS4版は、基本プレイ無料で配信中。今年9月9日にサービス終了予定だ。