殺人鬼の潜む街スローライフゲーム『Grave Seasons』発表。『Stardew Valley』風ほのぼの生活に不穏ミステリーを盛り込み


デベロッパーのPerfect Garbageは4月25日、『Grave Seasons』を発表した。対応プラットフォームは現時点で明かされていない。

『Grave Seasons』は殺人ミステリー要素のある農業シミュレーションゲームとして開発中だという。公開されたスクリーンショットを見るに、農業を営みながら街で生活していくゲームとなる様子。街の住人との交流要素もあるようで、好感度とともに住人たちがリストアップされることが確認できる。一方でリスト左上にはバツ印のついたキャラとともに「事故?」と記載されており、住人たちは事故あるいは殺人鬼の手にかかって死んでいくのかもしれない。

本作の開発を手がけるのはPerfect Garbage。スタジオディレクター兼プロジェクトマネージャーSON M.氏は、過去に自身のTwitterアカウントにて本作のコンセプトを伝えていた。当時のツイートでは、『Stardew Valley』によく似た農業シムとして、新たなゲームを始めるたびにランダムに街中の誰かが連続殺人犯として選ばれるシステムにしたいと伝えられていた。

またゲーム内には、農業や魚釣り、牛の飼育、家づくり、恋愛といったスローライフ要素に加えて、命がけの戦いや殺人の阻止といった要素も用意されるとのことであった。現状ではこうした要素がすべて実装されるのかは定かではないものの、本作のゲームプレイのイメージをうかがえるだろう。

なお本作はTikTokなどで「Cozy Game(のんびり遊べるゲーム)」を扱うインフルエンサーたちに取り上げられ、数万~数十万いいねが寄せられている。発表後すぐさま話題を博した本作は、続報も注目されるところだろう。

『Grave Seasons』はPerfect Garbageにより開発中だ。