Valveは5月6日、Steamストアの検索機能のアップデートをおこなったと発表した。これにより、Steamで配信中のゲームの中から欲しいゲームを見つけやすくなったとのこと。
同社によるとSteamでは、ゲームのタイトルといったよく利用される要素での検索だけでなく、最近は多くのユーザーが特定のストアハブやタグ、開発者でも検索していることが分かったという。そこで今回、検索機能においてそうした需要に対応するためにアップデートをおこなったそうだ。
今回のアップデートでは、Steamストアのメインの検索フィールドに新機能が導入。検索フィールドの自動候補ドロップダウンには、従来は入力したあるいは入力途中のキーワードに関連するゲームが候補として表示された。一方アップデート後には、妥当な一致があった場合、候補となるタグや開発者、パブリッシャー、シリーズなども併せて表示されるようになった。
ヒットしたタグなどには、そこに含まれるゲームタイトル数が表示。そしてクリックすると、タグであれば関連するゲームをまとめたページに移動し、パブリッシャーであればその専用ページを訪れることができる。特定の開発元の作品を調べたいなどといった場合に、検索フィールドから素早くアクセスできるようになったかたちだ。また意図しなかった候補が表示され、思わぬ作品との出会いに繋がることもあるかもしれない。
このほか、検索候補にもアップデートが加えられ、タイピングミスやスペルミスの処理が改善しているとのこと。今回のアップデートによる改善点は、SteamのクライアントおよびWebサイト(モバイル向けサイトを含む)、Steamのモバイルアプリにて利用可能だ。