都市開発シム『Cities: Skylines』日本の鉄道風景を再現する「Railroads of Japan」5月23日配信へ。“日本の駅”を作れる、日本人クリエイター制作のアセット集

 

パブリッシャーのParadox Interactiveは4月28日、都市開発シミュレーションゲーム『Cities: Skylines』向けDLC「Railroads of Japan」を5月23日に配信すると発表した。また、同日にはコンテンツクリエイターパック2種と拡張パック「Hotels & Retreats」、新たなラジオステーション2種も配信される予定だ。

『Cities: Skylines』は、都市開発シミュレーション。プレイヤーは新たに誕生した都市の市長となり、都市経済のバランスを考えながら、街を開発・管理し発展させ、市民生活を向上させる。 Steamのユーザーレビューでは本稿執筆時点で約17万件中93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。Steam内における「街づくり」タグの人気上位作品となっている。

今回発表された「Railroads of Japan」は、Modクリエイターの協力を得て配信されるコンテンツクリエイターパックの1つ。日本の鉄道・バスなどの交通にフィーチャーしたDLCとなっており、地下鉄含む鉄道駅が10種、車両が3種、バスターミナルとバス車両が1つずつ収録。ほかにも駅前に置きたくなるような建築物や公園なども収録されており、日本の“どこかの駅前”が再現可能となっている。


本DLCは、日本人Modクリエイターである神乃木リュウイチ氏が制作。神乃木氏は『Cities: Skylines』にて日本の風景を再現するModを配信している人物だ(Steamワークショップ)。過去には日本風のアセットを多く収録したDLC「Modern Japan」の制作もおこなっており、今回2度目の公式DLCへの起用となる。

「Railroads of Japan」のほかにも、5月23日に各種DLCが配信される。アメリカのブルックリン区/クイーンズ区における住宅地を、さまざまな歴史上の建築様式にて再現した「Brooklyn & Queens」、レンガ造りのモダンな産業施設を多く収録した「Industrial Evolution」の2種のコンテンツクリエイターパックがリリース予定。そして街にホテルを建築し、その経営を行うことができる拡張パック「Hotels & Retreats」のほか、新たなラジオステーションDLC2種も同日配信予定だ。

また『Cities: Skylines』の追加コンテンツは今回で最後となることを予定しており、今後は次回作『Cities: Skylines II』の開発に本格移行するそうだ。

『Cities: Skylines(シティーズ:スカイライン)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中だ。「Railroads of Japan」および各種DLCは5月23日に配信予定。次回作である『Cities: Skylines II』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2023年内にリリース予定だ。