作曲家・永松亮氏が任天堂退職を報告。『スプラトゥーン3』のサーモンランの曲を作っていたコンポーザー
作曲家の永松亮氏は5月1日、4月30日をもって任天堂を退職したことを明らかにした。同氏は『マリオカートWii』や『スプラトゥーン3』などの作品楽曲を手がけた人物。
作曲家の永松亮氏は5月1日、4月30日をもって任天堂を退職したことを明らかにした。同氏は『マリオカートWii』や『スプラトゥーン3』などの作品楽曲を手がけた人物。今後は任天堂を離れて活動する見込みだ。
永松亮氏は、任天堂にて多数作品向け楽曲を手がけた作曲家だ。『マリオカートWii』『Wii Sports Resort』『スーパーマリオギャラクシー2』などに携わったほか、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』では音楽をメイン担当。『スプラトゥーン3』および前作にも作曲で参加しており 、プレイヤーがマッチ冒頭にて幾度となくそのイントロを耳にするロック調の曲「Opening」を含む、多数楽曲を手がけている。
なお、『スプラトゥーン2』『スプラトゥーン3』においては、サーモンラン関係の楽曲の多くを永松氏が担当。不協和音じみつつも、プレイを盛り上げる怪しげなサウンドを巧みに演出していたわけだ。
今回の永松氏による発表によれば、4月30日をもって任天堂を円満退職。今後は「今までよりちょっと広くちょっと直接的に、自分なりのやり方で、必要としてくれる人や業界業種を盛り上げるべく尽力して行きます」としている。今まで同氏は、当然ながら任天堂作品を中心に携わっていた。今後は別のかたちで任天堂と仕事をしつつ、また別会社の作品など幅広い分野で、同氏のサウンドを聞くことができるかもしれない。
【UPDATE 2023/5/2 11:22】
同氏の今後の活動形態についての記述を変更
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