クトゥルフ漁業探検RPG『DREDGE』無料アプデで“平和な釣りモード”実装予定。怪しい企業に立ち向かうDLCも登場へ

 

デベロッパーのBlack Salt Gamesは5月2日、『DREDGE』のロードマップを公開した。今後3回にわたる無料アップデートが計画されており、第1弾は5月に配信予定。また有料DLCの開発も予定されているという。

『DREDGE』は3月30日に発売された漁業アドベンチャーゲームだ(Steam版は3月31日)。舞台となるのは、人里離れた地にあるマローズ諸島。プレイヤーは漁船を操作して、不気味な近海で漁をおこなう。釣った魚を地元民に売ったりクエストを遂行したりしながら日銭を稼ぎ、船をアップグレードしていくのだ。付近の海をさらに探索し、海底に眠るという不吉な謎を解き明かしていく。本作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で9000件以上のうち96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。新規タイトルとしてかなり好調なスタートを切っていた。

このたび本作の今後のロードマップが公開された。3つの無料アップデートのほか、有料DLCの開発が予定されているという。まず無料アップデート第1弾は5月に予定されており、マップマーカーが実装される見込み。危険や難破船、謎などを、さまざまな色のアイコンでマーカー設定できるそうだ。また第1弾ではいくつかの修正やバランス調整も実施されるという。

無料アップデート第2弾ではパッシブモード(Passive Mode)、およびフォトモード(Photo mode)が実装予定。パッシブモードは漁船を攻撃してくるモンスターが攻撃的でなくなり、穏やかに釣りに集中して楽しめるという。フォトモードについては、実装とあわせて新たなキャラが登場し、同モードのアンロックなどを手引きしてくれるとのこと。本作に登場する悪夢めいた怪物をほかのプレイヤーとシェアできる機能となるだろう。そして無料アップデート第3弾では、ペイントや旗によってボートをカスタマイズ可能になるそうだ。装飾アイテムはゲーム内の探索によって開放できるとのことだ。なお、第2弾アップデートはQ2、第3弾はQ3の配信とされており、それぞれ4月~6月および7月~9月に登場する見込み。

そしてQ4(10月~12月)に登場予定の有料DLCでは、謎の企業Ironhaven Corporationが登場する新たな物語が描かれる。同社は地域に掘削事業を立ち上げ町や人々の活性化を掲げているものの、その目論見は不明だという。本DLCでは新たなキャラや装備、魚などが追加。新しい魚の釣りを通して、Ironhaven Corporationの悪意ある作戦の真相が明らかになるかもしれないそうだ。


高評価かつ人気を博す『DREDGE』。今後も新たな展開が予定されているとのことで、無料アップデートやDLCについての続報に注目しておこう。

『DREDGE』はPC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。日本語表示にも対応している。