『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』にコログが出るのではないかと、ソワソワする人続出。“円”を見るだけで血が騒ぐ

任天堂は4月25日、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の海外向けスポットCM映像を公開した。一部ユーザーは「コログ」の気配を鋭敏に察知したようだ。

任天堂は4月25日、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の海外向けスポットCM映像を公開した。発売を来月に控えるなか、コマーシャル映像ながらさまざまな要素が盛り込まれた映像だ。そして一部ユーザーは「コログ」の気配を鋭敏に察知したようだ。本稿およびCM映像には、本作のネタバレになりうる要素が含まれるため、できるだけ事前情報を避けたい方は注意してほしい。

https://www.youtube.com/watch?v=CUcBlvw0LSk

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は、『ゼルダの伝説』シリーズ最新作だ。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編にあたる。新作においては、ハイラルの地が突如として天変地異に見舞われる。城は宙へと浮かび上がり、空からは謎の遺跡群が降り注ぐ。大地と大空が広がった世界にて、“右手”に力を宿したリンクがハイラルの異変に立ち向かう。

本日公開されたCM映像には、初出しと思しき映像もちらほら。国内外のファンたちも大いに注目し、SNS上では映像に含まれた要素についてファンたちが意見を交わしている。リンクに与えられた新たな力の活用例など、注目ポイントも多いだろう。そうした中、「石の配置」に鋭敏に反応して「コログ」の存在を嗅ぎ取った者たちがいるようだ。

今回注目されているのは、CM内に一瞬写り込んだゲーム画面。画面の奥の方に、ちらりと「石で作られた円」のようなものが見える。映像としてはかなり一瞬であり、多くの人がウルトラハンドで作り上げた乗り物の方に注目するだろう。しかし、訓練された“コログハンター”たちはしっかりと石の円をその目に捉えたようだ。そして『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』経験者の多くが、石の円を見ると条件反射的にコログを思い出すことだろう。


コログは、前作における一種の収集要素だった。ハイラルの各所にさりげないパズルが配置されており、それらをクリアするとコログが登場してコログの実を授けてくれる。コログの実は武器・弓・盾のポーチの大きさを拡張できる大切なアイテム。全ポーチ最大化には441個が必要なほか、コログの実自体は全体で900個が存在。一種のやりこみ要素にもなっていた。多くのユーザーが必死になって、コログを探していたわけだ。

そしてコログを出現させるパズルは「怪しい岩を持ち上げる」「足りない場所にフルーツを置く」「穴に岩を入れる」といった行動でクリアできる。そのひとつが「並んだ岩や石の欠けた部分に、別の石を置く」というパズルだ。血眼でコログを探し回った者にとって、今回のCMでちらりと写り込んだ石の円は、まさに「コログがここにいます!!」といわんばかりの主張ぶりだろう。左上の欠けた部分に石を差し込めば、コログが出てくる。そうに違いない。

SNS上などでは、実際に国内外のユーザーがコログの存在感を敏感に察知。狂ったように岩という岩をひっくり返す日々がくるのを予見してか「NO」と叫ぶや、コログハンターとして新たな境地にたどり着いたのか「今回は2000体いるといいな」と言い放つユーザーもいる。みんなコログの探しすぎである。

ただ留意したいのは、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』に本当にコログが登場するかは未知数な点。コログではない別のなにかが出てくる可能性も十分にある。そもそも、石の円を完成させたところで、なにかが出るとは限らないだろう。コログに対して鋭敏になりすぎたセンサーを休ませ、いったん冷静になるべきかもしれない。ただ、筆者個人としてはCMの石の円からはコログが出る気しかしない。

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は、5月12日にNintendo Switch向けに発売予定だ。




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Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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