『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』パッケージ版、好評につき品切れ続出と公式が“お詫び”。発売初週から絶好調

カプコンは4月14日、『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』を発売した。公式は、さっそく本作パッケージ版の売り切れが多く発生しており、増産予定であることを報告している。

カプコンは4月14日、『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS4/Nintendo Switch。『ロックマン』シリーズ公式Twitterアカウントは、さっそく本作パッケージ版の売り切れが多く発生しており、増産予定であることを報告。本作の売上はかなりの勢いを見せているようだ。

『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』はVol.1とVol.2で構成されており、『ロックマンエグゼ』シリーズのバージョン違いを含むナンバリング6作品、計10タイトルをリマスターしてまとめた作品だ。Vol.1とVol.2はそれぞれ独立したタイトルとして販売されており、セット販売もされている。収録作品は以下のとおり:

ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.1
・ロックマンエグゼ
・ロックマンエグゼ2
・ロックマンエグゼ3
・ロックマンエグゼ3 BLACK

ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.2
・ロックマンエグゼ4 トーナメント レッドサン
・ロックマンエグゼ4 トーナメント ブルームーン
・ロックマンエグゼ5 チーム オブ カーネル
・ロックマンエグゼ5 チーム オブ ブルース
・ロックマンエグゼ6 電脳獣 グレイガ
・ロックマンエグゼ6 電脳獣 ファルザー

『ロックマンエグゼ』シリーズは、データアクションRPG。舞台となるのは、ネットワークが高度に発展した社会。それぞれの作品で、主人公が現実世界と電脳世界を行き来しながら冒険する。バトルにおいては、カードゲームとアクションRPGが融合。3×6マスのエリアでおこなわれ、バトルチップを組み合わせて戦う。現実とバーチャルを扱う題材やデッキ構築要素などさまざまな面でジャンルの先駆けになった作品だ。

『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』ではグラフィックがリマスターされたほか、さまざまな要素も導入。待望のオンライン要素が実装されている。ネットバトル(対戦)/トレード(交換)/コンペア/ひかえしつ(トーナメント)などインターネットを通じてさまざま機能が用意。またイラスト・設定画を収録した「ギャラリー」や、BGMを収録する「ミュージックプレイヤー」などもあり、追加要素満載の内容となっている。


そして発売から1週間となる4月21日、『ロックマン』シリーズ公式Twitterアカウントは本作のパッケージ版の品切れが多く発生していることを報告。「申し訳ありません!」とユーザーらに伝えている。4月下旬予定の再出荷に向けて、増産がおこなわれているという。嬉しい悲鳴のようだ。

本作パッケージ版はPS4/Nintendo Switch 向けに発売中。ファミ通.comの「ゲームソフト販売本数ランキング」によると、Nintendo Switch版は推定販売本数5万2375本で1位に、PS4版は7871本で5位にランクインしている。同ランキングは4月10日から4月16日までの期間に集計された店舗データが元になっているとのこと。発売からわずか2日間で、集計データからNintendo Switch版とPS4版あわせて約6万本の販売本数が推定されるほどの売れ行きを見せたわけだ。今回の品切れが多く発生しているとの報告からも、その勢いがうかがえる。

なおSteamでは『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.1』は発売後すぐさま、同時接続プレイヤー数7843人を記録。その後連日ピーク時7000人以上を集め、直近でもピーク時の同時接続プレイヤー数は3000人以上を記録し続けている(SteamDB)。Steamだけでも人気を博しているわけだ。

Steamストアレビューでは本稿執筆時点で407件中93%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得。懐かしの名作がリマスターされ、遊び直せるあるいは新たに遊べる機会の到来を喜ぶ声が寄せられている。またオンライン要素などが実装された点や、大きな問題なく移植されている点も評価を受けている。


てんこ盛りの新要素が盛り込まれた待望のリマスター作品となる『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』。発売後の売上はかなりの勢いを見せているようだ。パッケージ版は4月下旬に再出荷される見込みとのことで、気になる人は付近の販売店をチェックしておくといいだろう。

ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』はPC(Steam)およびPS4/Nintendo Switch向けに発売中だ。




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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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