Steam魔女スローライフ『The Witch of Fern Island』5月2日早期アクセス配信開始へ。探索・農業・ポーションづくり、季節巡る島で暮らす


パブリッシャーのFreedom Gamesは4月17日、Enjoy Studioが手がける『The Witch of Fern Island』を5月1日に早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページ表記によると、日本時間では5月2日の配信となる見込みだ。

『The Witch of Fern Island』は三人称視点の魔法農業ゲームだ。サンドボックス型のオープンワールドにRPG・アドベンチャー・探索要素が組み合わさった作品になるという。本作の主人公Abrillは一人前の魔女になることを夢見る見習い魔女。舞台となるのは謎多き島Fern Islandだ。プレイヤーはAbrillとして、魔法を駆使しながら一人前の魔女への成長を目指す。

本作は錬金術や使い魔などの魔法要素と、農作物の栽培や動物の品種改良が可能な農業要素を組み合わせた作品となるようだ。彼女の魔法能力が上昇すると、儀式により畑を害虫から守り、天候を操作し、未来を見通すといった農業への魔法の活用も可能となるという。カラスや猫といった使い魔も存在し、魔法で彼らの意識に乗り移ることも可能。探索などを有利に進められるだろう。

本作はゆったりと楽しめる“cozy game”でありつつ、ストーリーやゲームプレイにも注力されているそうだ。またFern Islandでは季節の変化やお祭りも楽しめるそうで、終わりなく(endlessy)遊べるとも謳われている。ヘアスタイルを変えたり、服を作って着替えたりといったカスタマイズ要素も用意。Fern Islandで日々を過ごしながら住人たちと交流し、冒険を繰り広げるゲームとなるのだろう。



本作に向けては、Kickstarterにて昨年11月から1か月間のクラウドファンディングキャンペーンが実施。目標額1万5000ユーロを上回る2万1300ユーロを集め、見事キャンペーン成功を果たした。

早期アクセス配信期間は、2023年末または2024年初頭までを予定しているとのこと。早期アクセス版には十数人のNPCと複数のサイドクエスト、3つのバイオームや多彩なクラフトレシピや家具などが用意されているとのこと。早期アクセス時点でコアメカニクスはすべて楽しめるそうだ。2~3か月ごとにコンテンツアップデートが予定されており、新たなコンテンツ実装にともなって徐々に価格を上げていくとのこと。興味のある人は早めに遊んでおくのもいいだろう。

『The Witch of Fern Island』はPC(Steam)向けに、5月2日早期アクセス配信開始予定。Epic Gamesストア/GOG.comにもストアページが設けられており、発売が予定されているのかもしれない。