サバイバルホラー『Sons Of The Forest』最新アプデで“爆速一輪車”や暗視ゴーグル、ソーラーパネルなどが追加。電気製品がプレイヤーの生活を変えていく

 

デベロッパーのEndnight Gamesは4月7日、サバイバルホラーゲーム『Sons Of The Forest』に向けて、「Patch 03」を配信した。新たな乗り物「Knight V」や暗所で有効な「暗視ゴーグル」、乗り上げたものを空高く飛ばす新トラップや設置可能なソーラーパネルに関連するアイテムが複数追加されている。


『Sons Of The Forest』は食人族が住まう島で生き残り、そして島の謎を解き明かしていくオープンワールド・サバイバルホラーゲームだ。シングルプレイのほかオンラインでの協力マルチプレイにも対応している。早期アクセス配信中である本作は随時新規コンテンツを追加していくようで、先月3月25日には「Patch 02」が配信され最終ボスなど多彩な新要素が追加された(関連記事)。そして本日4月7日には、新たな乗り物・装備・建設物などを含む新アップデートである「Patch 03」が配信開始された。以下に主要な変更点を紹介していこう。

まず新規アイテムとして、Knight Vと暗視ゴーグルが追加されている。Knight Vは一輪車のかたちをした電動の乗り物となっており、Patch 01で追加されたハングライダー同様に広い島での移動に大いに役立つアイテムとなっている。暗視ゴーグルは暗所での用途を想定したヘッドギア。プレイヤーが装着することで、夜間や暗い洞窟内での探索を助けてくれる。

また設置物としては「スプリングトラップ」と「ソーラーパネル」が追加されている。スプリングトラップはカメの甲羅とワイヤーで作ることができる、新たな罠だ。スプリングトラップはプレイヤーや食人族などが上に乗ることで作動し、乗り上げたものを空高く飛ばすことができる。ソーラーパネルは新たな建築用アイテムとして追加、本作初となる電力を生成できる「基礎電気」という建築物の素材として使用される。このたびのアップデートで併せて追加された光源アイテムの「電球」は、ソーラーパネルとワイヤーでつなげることで明かりをともすことが可能となっている。


バランス調整としては食人族の挙動や、特定のミュータントがプレイヤーの建築物にもたらす影響が調整された。具体的には、食人族がプレイヤーの溜め攻撃(強攻撃)を避ける頻度が上昇した。また、食人族が恐れ状態におちいったさいに、食人族がプレイヤーとの間にとる距離が上昇した。食人族が回避し、逃げる距離が広がったことで彼らとの戦闘がより難しくなったといえるだろう。そして「特定のミュータント」については、John2と呼ばれるミュータントが建築物に与えるダメージ量が上昇したとのこと。敵がプレイヤーの建築物を破壊してしまわないよう、さらなる注意が必要となりそうだ。

さらに細かな変更点としては、破壊不能であった食人族の高見台や大きな家などが破壊可能となった点が挙げられる。ほかにも建築面では階段が室内に容易に設置できるようになったとのこと。建築面において、全体的に遊びやすさや自由度が増したかたちだ。またセーブを削除するボタンも追加され、セーブスロットが30個までという制限が設けられた。パッチノートによると、Steamのクラウドセーブとの同期ズレを解消するための制限とのことだ。そのほか、多岐にわたる不具合修正も実施されており、詳細は公式パッチノート(英語)を確認されたい。


三度目の本格的なアップデートが配信された『Sons Of The Forest』。新たに追加されたKnight Vやソーラーパネルといった電気製品の数々が本アップデートの目玉だろう。こうした電気利用アイテムのバリエーションは、今後も広がっていくのだろうか。本作の今後の展開に注目していきたい。

『Sons Of The Forest』はPC(Steam)向けに早期アクセスにて配信中。ゲーム内は日本語表示にも対応している。