カプコンは3月29日、『バイオハザード RE:4』の全世界販売本数が発売から2日間で300万本を突破したことを発表した。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S。
『バイオハザード RE:4』は、2005年に発売されたサバイバルホラーゲーム『バイオハザード4』を原作としたリメイク作品だ。舞台となるのは、ラクーンシティ事件から6年後の世界。事件を生き延び大統領直属のエージェントとなったレオン・S・ケネディは、誘拐された大統領令嬢アシュリー・グラハムの救出任務のため、ヨーロッパの閑村へと向かう。
本作『バイオハザード RE:4』ではオリジナル版での方向性を活かしつつ、ストーリーの再構成や、最新のビジュアル表現で掘り下げられたグラフィック、現代的にリファインされた操作感が導入。ゲームプレイにおいては、ナイフでのパリィといった新アクションなど、新たな要素も複数追加されている。
『バイオハザード RE:4』は、シリーズ作品でも人気の高い『バイオハザード4』のリメイクとあって、事前注目度も高い作品となっていた。リリース直後には、Steamにてピーク時同時接続プレイヤー数16万8191人を記録(SteamDB)。またSteamユーザーレビュー評価も極めて高い。本稿執筆時点では2万2000件以上のレビューが寄せられ、うち97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。
そうした人気や高評価もあってか、本作は発売から2日間で全世界販売本数300万本を突破していたことが明かされた。ちなみに前作リメイク版にあたる『バイオハザード RE:3』は、発売後5日間で全世界出荷本数200万本を記録していた。その前作である『バイオハザード RE:2』は、発売初週300万本の出荷を達成している。『バイオハザード RE:4』はそれらの記録をしのぐ勢いの売上を見せているわけだ。前2タイトルの発売直後の数値報告は「出荷」であったが、今回の発表は「販売」ベースであり、そうしたことを踏まえるとなおさら勢いを感じさせる。
【UPDATE 2022/3/29 16:19】
『バイオハザード RE:2』の発売初週出荷本数を修正
絶好調のスタートを切っている『バイオハザード RE:4』。オリジナル版と同じくシリーズ最高峰の人気と高評価を誇る金字塔となりそうだ。なお本作に向けては、オリジナル版でも人気を博したモード「ザ・マーセナリーズ」が実装予定。無料アップデートとして4月7日に配信される見込みだ。
『バイオハザード RE:4』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。