『バイオハザード RE:4』Steamでシリーズぶっちぎりの大勢に遊ばれる。最高記録樹立、評価も最高レベル
カプコンは3月24日、『バイオハザード RE:4』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S。本作はリリース後さっそく約17万人がSteam上で同時に遊び、『バイオハザード』シリーズのSteam最大同時接続プレイヤー数記録を大幅更新。同シリーズ史上に残る数字を打ち立てている。
『バイオハザード RE:4』は、2005年に発売されたサバイバルホラーゲーム『バイオハザード4』を原作としたリメイク作品だ。舞台となるのは、ラクーンシティ事件から6年後の世界。事件を生き延び大統領直属のエージェントとなったレオン・S・ケネディは、誘拐された大統領令嬢アシュリー・グラハムの救出任務のため、ヨーロッパの閑村へと向かう。シリーズ作品でも人気の高い『バイオハザード4』のリメイクとあって、事前注目度も高い作品となっていた。
そんな『バイオハザード RE:4』がSteamにて、シリーズ作品のなかでも飛び抜けた躍進を見せている。同作はリリース直後に、Steamにてピーク時同時接続プレイヤー数16万8191人を記録している。これはSteam向けに展開している『バイオハザード』シリーズ作品の中でもダントツであり、ナンバリング最新作『バイオハザード ヴィレッジ』を遥かに凌ぐ人気となっている(SteamDB)。
まず、『バイオハザード RE:4』に連なるリメイクシリーズも、Steamにて多くのプレイヤーを集めている。たとえば『バイオハザード RE:2』では最大7万4227人、『バイオハザード RE:3』では最大6万293人の最大同時接続プレイヤー数記録を打ち出す人気ぶりだ。
一方メインシリーズとなる『バイオハザード7 レジデント イービル』では、Steam同時接続プレイヤー数として2万人強に留まった。しかし最新作『バイオハザード ヴィレッジ』はSteam版でも多くのユーザーを集め、リリース直後の最大同時接続プレイヤー数として10万6000人以上を記録。メインシリーズ最新作としての存在感を大いに発揮していた(SteamDB)。『バイオハザード RE:4』はその記録を6万人ほど更新したわけだ。また、本作はマルチプラットフォーム展開されており、Steam以外でも相当数のプレイヤーがリメイクを楽しんでいることだろう。
『バイオハザード RE:4』はSteamユーザーレビュー評価も極めて高い。本稿執筆時点では1万9000件以上のレビューが寄せられ、うち97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。レオンの移動操作感やナイフの耐久度といったさまざまな仕様には不満の声も寄せられている。しかし不満点をあげた者を含めて大多数のユーザーが、本作のリメイク版としての入念な作りに好評を与えているようだ。このSteamユーザーレビュー好評率は『バイオハザード RE:2』とほぼ同率トップの数字となる。『バイオハザード RE:4』も、オリジナル版と同じくシリーズ最高峰の人気と高評価を誇る金字塔となりそうだ。
なお、『バイオハザード RE:4』に向けては、オリジナル版でも人気を博したモード「ザ・マーセナリーズ」が実装予定。無料アップデートとして4月7日に配信される見込みだ。また、本作PC版に向けてはMod制作も盛り上がりを見せている。「ボスをきかんしゃトーマスに差し替える」といったModから、遊びやすさを向上させるようなModまでさっそく幅広く登場(関連記事)。PCで本作を遊んでいるユーザーは、Modで変化を求めてみるのもよいだろう。
『バイオハザード RE:4』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。