『いっき団結』初の大型アプデ配信開始。新ゾーン「裏面」登場、新たなボスたちが待ち受ける
サンソフト(サン電子株式会社)は3月24日、Steamで発売中の『いっき団結』に向けて新アップデートバージョン2.0.0を配信した。本作に向けた初の大型アップデートとして、新たなコンテンツ「裏面」が追加。ほかにも、新サブ武器の追加やバランス調整などが実施されている。
『いっき団結』は1985年にアーケードで稼働し、後にファミコンなどにも移植された『いっき』を現代向けに復活。最大16人協力ローグライクアクションとして蘇らせた作品だ。本作はシングルプレイまたは最大16人でのオンライン協力プレイに対応しており、ジョイスティックを基本としたシンプル操作ながら、巧みな位置取りと自動攻撃で敵を倒す奥深さもある。最大4つの4人チームがバラバラのエリアに配置され、16人全員が合流しての打倒悪代官を目指す。シンプルなビジュアルながら、立ち回りが重要になる協力アクションゲームとなっている。
本作は本稿執筆現在、Steamユーザーレビューにて500件を超えるレビューを集め、うち77%が好評とする「やや好評」ステータス。リリース後は「シングルプレイの難易度が高すぎる」「一部スキルが味方の足を引っ張る」といった問題点の指摘も寄せられた一方、16人でのマルチプレイ体験へは好意的な評価が中心。また、上述のような問題点もパッチによる調整・改善が実施されている。そんな本作に向けて、初となる大型アップデートが配信開始された。
今回のアップデートの目玉となるのが「裏面」の追加だ。通常ステージ攻略中に誰かが「魔叉魅の鏡」を手に入れると、大ボスである悪代官討伐の際に裏面に突入。そちらには新たな中ボスらも用意されているという。本作をやりこんだプレイヤーたちに、さらなる歯ごたえのある追加目標が用意されたわけだ。ほか、追加コンテンツとしてはサブ武器「火鉢」が登場。武器選択肢が広がった。
そしてバランス調整としては、敵味方のダメージ・HPなどの計算方法が見直されたという。また、マップにおける葛籠(つづら)・鍵付き葛籠・万屋・仙⼈の数や位置にも調整が実施。そのほかパッチノートにはホットスポットの時間についても調整との記述があり、これは鍵付き葛籠の周辺ホットゾーン解除時間のことだろう。ほか、キャラクターのバランス調整も実施。内容は以下のとおりだ。
【キャラクターのバランス調整】
薬師 :メイン武器クールダウンを調整
丹波 :メインアイテムの影移動中に⾏えるアクションを⼀部開放
孫⼀ :団結スキルの性能を調整
陰陽師 :メインアイテムの即死確率を調整
吟遊詩⼈:メインアイテムの即死確率を調整
なお本作では、大型アップデート配信に伴いプレゼント企画および本作のセールを実施中だ。プレゼントキャンペーンでは、『いっき』随一の印象的女性キャラである、コケティッシュな「腰元」を大きくあしらったTシャツが用意。上述のツイートの条件に従うと抽選に応募できる。そしてSteamでは「討伐応援セール」として現在本作が35%オフの962円で提供中。期間は4月3日まで。
『いっき団結』バージョン2.0.0は、PC(Steam)向けに現在配信中だ。