『ゴースト トリック』リマスター版、6月30日発売へ。『逆転裁判』開発者が手がける傑作、BGMアレンジなど新要素追加で蘇る


カプコンは3月10日、『ゴースト トリック』リマスター版を6月30日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PS4/Xbox One/PC(Steam)。

『ゴースト トリック』はアドベンチャーゲームだ。オリジナル版は2010年にニンテンドーDS向けに発売された。主人公となるのはシセル。リンネと呼ばれる女性に殺されてしまい、死者となってしまった。しかし特別な能力を与えられたことで、時間を飛び越え「過去の物を動かす」ことが可能になる。そうした物の操作を経て、自身の運命を変えつつ、自分が死んだ事件の真相を探るのだ。

本作の開発を手がけたのは、『逆転裁判』『大逆転裁判』シリーズの生みの親である巧舟氏だ。『逆転裁判』シリーズとはまた異なる切り口ながら、独特なシステムで展開されるゲームプレイや、重厚かつ先の見えないシナリオが高い評価を生んだ。

リマスターにあたっては、『大逆転裁判』シリーズのBGMなどに携わった北川保昌氏が、“原曲完全同期アレンジ”を担当。ゲームプレイ中に曲が途切れることなくオリジナル・アレンジの変更が可能だという。そのほかイラストアツメやBGMアツメなどの新規コンテンツも追加されているとのこと。

本作はiOS向けにも移植・配信されているが、オリジナル版はニンテンドーDS向けであり、やや遊びづらい状況であった。このたびHDリマスターとして蘇る本作の発売日が決定したかたち。

『ゴースト トリック』リマスター版は、Nintendo Switch/PS4/Xbox One/PC(Steam)向けに6月30日に発売予定。