探偵ホームズxクトゥルフ神話ホラー『Sherlock Holmes The Awakened』4月12日に国内配信へ、日本語対応。若きホームズとワトソンが古き神に立ち向かう

デベロッパーのFrogwaresは3月7日、ホラー探偵アドベンチャーゲーム『Sherlock Holmes The Awakened』を4月11日に配信すると発表した。

デベロッパーのFrogwaresは3月7日、ホラー探偵アドベンチャーゲーム『Sherlock Holmes The Awakened』を4月11日に配信すると発表した。日本では時差の関係で4月12日配信となるようだ。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、ゲーム内は日本語表示に対応する。

『Sherlock Holmes The Awakened』は、名探偵シャーロック・ホームズを主人公とする推理アドベンチャーゲームシリーズ最新作だ。2007年発売の同名ゲームを再構築した作品であり、作家H.P.ラヴクラフトの著作を発端とする「クトゥルフ神話」をモチーフにしたホラー要素を導入している点が特徴のひとつとなっている。再構築にあたっては、Unreal Engine 4を用いたグラフィックの刷新や、新たなゲームシステムの導入、ストーリーの拡張、サイドクエストの追加などがおこなわれているそうだ。

本作では、ホームズとジョン・ワトソンがまだただの同居人にすぎなかった1882年の世界を舞台に、ふたりが世界一有名な犯罪捜査コンビとなる経緯が描かれる。ロンドンのベーカー街のほか、スイスの精神病棟やルイジアナの沼地などのロケーションが登場し、ホームズたちはヨーロッパとアメリカで巻き起こる一連の失踪事件を捜査することとなる。

その失踪事件には、古き神を崇める闇の教団が関与しており、ホームズたちはその教団の計画を阻止することを目指す。ただ、論理的根拠と理性を武器とするホームズは、すべての常識を覆す異能の存在、そして心を蝕む狂気と対峙するなかで、人生で初めて真の恐怖を味わうことになるという。


本作を手がけるFrogwaresは、ウクライナ・キーウに本拠を置くスタジオだ。本作はもともと2月~3月上旬の発売が計画されていたが、延期されていた。この間には、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で現地の電力事情が悪化し、政府による計画停電が実施されるなか、思うように開発を進められない苦しい状況が語られた(関連記事)。そうした困難を乗り越えて、今回発売日が決定した格好である。

『Sherlock Holmes The Awakened』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに4月12日に国内配信予定。すでに一部予約受付が開始されており、通常版の価格はSteam版が5930円、PS5版が5830円、Xbox One/Xbox Series X|S版も5830円。

予約購入者には、ヴィクトリア朝時代を想起させる3つの新たな衣装を収録するDLCがプレゼント。また通常版以外にデラックスエディションも販売され、新たなサイドクエストや追加衣装を収録するDLCが同梱される。なお、本作はNintendo Switch版も開発中で、こちらは後日配信されるとのことである。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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