おもちゃ組み立てゲーム『ちっぴーとのっぽー なかよしコンビのわくわく工場』3月9日発売へ。1人でも2人でも遊べる、協力ゆるかわ工場労働


国内のゲーム開発会社オーツーのレーベルpeakvoxは3月2日、『ちっぴーとのっぽー なかよしコンビのわくわく工場(Chippy & Noppo)』を3月9日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)。ニンテンドーeショップでの価格は税込2500円。公式サイトやトレイラーも公開中となっている。

『ちっぴーとのっぽー なかよしコンビのわくわく工場』は、個性の異なる2人のキャラクターがおもちゃを組み立てる、2人協力プレイ対応の3Dアクションパズルゲームである。本作の主役であるちっぴーとのっぽーは、おもちゃ工場で働くキャラクターだ。本作で彼らは、ちょっぴりぬけてる工場長のもと、設計図を参考にパーツを使っておもちゃを作成。森や海の中などあちこちの工場で、ステージごとのおもちゃを完成させることが目的となる。



ちっぴーとのっぽーは、それぞれの個性を活かしておもちゃを組み立てていく。本作でプレイヤーはステージ開始後、まずは工場内にあるパーツを集める。収集したパーツは、キカイを使って色や形を加工。パーツを切断するカッターや、色を変える装置などを使い、設計図に近いおもちゃを作り上げられればステージクリアとなる。おもちゃの完成チェックは工場長がおこなうが、工場長はちょっとぬけているため、設計図と多少違っていても良しとされることもあるようだ。

工場内のギミックとしては、エレベーターや動くリフトなどが登場。組み立てるおもちゃとしては、飛行機やメガネ、鳥居や動物型のおもちゃなどが待ち受けているようだ。


工場内の作業にあたっては、ちっぴーとのっぽーの個性が重要になる。本作では元気いっぱいなちっぴーは、せまいところが得意。背が高いのっぽーは、大きくジャンプできるといった特徴をもつ。具体的な行動としては、ちっぴーで狭いところからパーツを集めたり、のっぽーで高いところにパーツを置いたり、また2人で協力して大きなパーツを運んだりなどが可能。2人の個性に応じて役割を分担し、おもちゃの組み立てを進めていくわけだ。

そのほか本作は、1人プレイと2人での協力プレイに対応している。1人プレイでは、ちっぴーとのっぽーを同時に操作可能。2人プレイでは、ちっぴーとのっぽーをそれぞれ動かし、おもちゃの組み立てに挑む。ソロプレイとマルチプレイの双方に対応していることも、本作の特徴だろう。


『ちっぴーとのっぽー なかよしコンビのわくわく工場』を開発しているpeakvoxは、国内のゲーム開発会社オーツーによるオリジナルレーベルだ。過去作としては、センソーゴッコに興じるライトなTPS『GOCCO OF WAR』を2015年にリリース。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で827件中88%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。Steamユーザーからは、ゆるい雰囲気や気軽に遊べる内容が評価されているようだ。

peakvoxの公式Twitterアカウントによると、株式会社オーツーは普段はゲームの開発に協力しているが、たまにオリジナルゲームを作りたくなるときがあるのだという。同社にとって本作『ちっぴーとのっぽー なかよしコンビのわくわく工場』は、久々のオリジナルタイトルとなるが、開発の背景にはそうした事情がありそうだ。

ちっぴーとのっぽー なかよしコンビのわくわく工場』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに3月9日リリース予定。ニンテンドーeショップでの価格は、税込2500円となっている。