Steamデッキ構築型ローグライク『SpellRogue』正式発表。サイコロとデッキ構築がカギを握る、運と戦略の魔法バトル
パブリッシャーのGhost Ship Publishingは3月2日、Guidelight Gamesが手がけるデッキ構築型ローグライクゲーム『SpellRogue』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信日は未定。
『SpellRogue』は、デッキ構築した魔法カードと、マナダイス(サイコロ)を使って戦うローグライクゲームだ。本作の世界ではVoidwalkersなる脅威が現れ、かつて平和だった世界を侵食。その腐敗が広がるなか、SpellRogueと呼ばれる魔法使いたちが、Voidwalkersの根源を突き止め世界を浄化すべく戦う。
主人公の魔法使いは3人のキャラクターから選択する。それぞれ異なる属性をもち、Agni the Cinder Conjurerは炎、Jade the Earthen Mageは大地、Morgan the Azure Seerは水。たとえばAgniはマナダイスを分解し、小さなマナダイスにて強力な火炎魔法を放てるなど、キャラクターによってマナダイスの扱いに個性が現れるという。
本作では、敵とのターン制バトルなどをこなしながら、複数のルートが存在するマップを進んでいくことになる模様。敵キャラクターには、たとえばプレイヤーの魔法にデバフを感染させるキノコのモンスターや、マナダイスの出目が悪くなる呪いをかけるアンデッドなど、合わせて50種類以上が登場するとのこと。
バトルシステムについてはまだはっきりしない部分が多いものの、公開されたトレイラーなどからは、デッキ構築した魔法カードに、振った複数のマナダイスを組み合わせて、魔法を発動させるかたちになることがうかがえる。魔法カード上部には数字が書かれていたり、奇数や偶数と記載されたりしている。そうした指定に合うようにマナダイスを組み合わせる必要があるのかもしれない。魔法カードの効果としては、攻撃や防御、状態異常の付与などのほか、マナダイスを振り直したり、出目を増減させたりできるものもあるようだ。
そしてバトル勝利後には、新たな魔法カードをランダムに入手できる模様。魔法カードは200種類以上収録され、それぞれ2段階のアップグレードが可能とのこと。また詳細は不明ながら、アーティファクトなるアイテムを収集する要素があるそうで、こちらは80種類以上収録されるとのこと。
『SpellRogue』は、PC(Steam)向けに開発中。早期アクセス配信が計画されており、配信日は未定だ。