『エルデンリング』世界累計出荷本数2000万本突破。発売後1年を待たずに大記録達成

フロム・ソフトウェアは2月22日、『エルデンリング』の世界累計出荷本数が2000万本を突破したことを発表した。発売から1年足らずでの快挙となる。

フロム・ソフトウェアは2月22日、『エルデンリング』の世界累計出荷本数が2000万本を突破したことを発表した。発売から1年足らずでの快挙となる。


『エルデンリング』は、KADOKAWAの連結子会社であるフロム・ソフトウェアが手がけるアクションRPGだ。海外パブリッシングを含めたプロデュースは、バンダイナムコエンターテインメントが担当。PC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、2022年2月25日に発売された。本作は広大なオープンワールドを舞台としつつ、『ダークソウル』シリーズなど同スタジオ過去作のゲームプレイを色濃く継承。フロム・ソフトウェアによる近年のアクションRPG作品の、集大成的な作品となっている。

このたびフロム・ソフトウェアは、本作の世界累計出荷本数が2000万本を突破したことを発表した。本作は昨年6月時点で1660万本を売り上げたことが伝えられており、そこからさらに340万本の売上を重ねたかたちだ。

本作は「The Game Awards 2022」のゲーム・オブ・ザ・イヤーをはじめ、各媒体でさまざまなアワードを受賞。ユーザーだけでなく業界人からも高い評価を受けた。またそうした賞の受賞後には、SteamやPS Store、Microsoft Storeなどの冬期セールにて本作が対象となっていた。大きな注目を浴びたのちにそうしたセールが実施されたことも、追い風になっただろう。

ちなみに世界でもっとも売れたコンピューターゲーム50本のうち、現在第50位にはスーパーファミコン向けゲーム『スーパーマリオワールド』が位置している(Wikipedia)。同作は1990年に発売され、これまで約2061万本の売上を記録。『エルデンリング』は約1年で同作に迫る勢いを売り上げたといえる。


昨年2022年を代表する作品といえる『エルデンリング』。発売から約1年で、世界累計出荷本数2000万本を達成する快挙を成し遂げた。なお本作は、親会社KADOKAWAのゲーム部門の売上を牽引するほどの特大ヒットをあげたことが伝えられていた(関連記事)。フロム・ソフトウェアが今後どのような作品展開を見せるのかも注目されるところだろう。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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