『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』7月13日発売へ。落ちこぼれの錬金術士マリーの、卒業を目指す日々

 

コーエーテクモゲームスは2月20日、『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』を7月13日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch/PC(Steam)。通常版の価格は税込6380円。発表にあわせて、公式サイトやPVも公開されている。

『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』は、落ちこぼれの錬金術士が卒業を目指して奮闘する、「新感覚RPG」だ。ガストより1997年5月23日に発売された、「アトリエ」シリーズの1作目『マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~』のリメイク版となる。本作の主人公マリーは、錬金術士になるため田舎からシグザール王国の王都ザールブルグへやってきた、王立魔術学校(通称、アカデミー)に通う学生だ。しかしアカデミーでのマリーは、創立以来最低の成績を記録した落ちこぼれであった。ある日、そんな彼女の元へアカデミーの先生であるイングリドが訪問。マリーは、卒業試験のためにアトリエを与えられ、先生が納得するアイテムを作ることになる。落ちこぼれの錬金術士マリーの、錬金術と冒険の日々が描かれる。


マリーは5年後の卒業を目指し、錬金術の腕を磨きつつアトリエを運営していく。落ちこぼれながら錬金術士であるマリーは、釜を使ってアイテムを調合できる。アイテムごとにレシピが存在しており、対応した素材を使ってアイテムを作成。。調合によって、戦闘用の爆弾や納品用の薬品などを作るわけだ。またマリーは錬金術に使う素材を、王都の外にある森や草原といった採取地で自ら集められる。採取地の探索中には、コマンドバトルによる戦闘も発生。冒険や戦闘もこなしつつ、先生の課題を達成するため奮闘していくのだ。街の酒場や工房では依頼が受けられるほか、冒険者を雇うと共に採取地へ行くこともできる。


リメイク版となる本作では、新規要素が追加されている。大きな変化としては、グラフィックが一新されている。採取地や街は3D化し、デフォルメされたマリーを操作して、フィールド上が探索可能。会話シーンの立ち絵も動くようになり、リッチで可愛らしいグラフィックで本作の世界が表現されている。また本作では、新しく「無制限モード」が追加された。マリーには、5年間での卒業という明確なタイムリミットが存在する。一方無制限モードでは5年の期限がなくなり、自由なプレイが可能。無制限モードによって、ゆっくり自分のペースで遊べるわけだ。

そのほか追加要素としては、バトルには通常のスキルよりも強力な新しい必殺技が追加。新しい交流イベントでキャラクターたちが掘り下げられ、「イングリド先生の課題」の追加により攻略の道程や次の目標がわかりやすくなっている。オリジナルのシンプルさや自由度はそのまま、リメイクによって快適で遊びやすく進化しているのだろう。


マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』は、7月13日に通常価格税込6380円で発売予定。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch/PC(Steam)となっている。また本作では、アートブックやセレクションCDが付属するプレミアムボックスが税込1万230円。さらにスペシャルデータブックやアクリルジオラマスタンドが付属するスペシャルコレクションボックスが税込1万9800円。『マリーのアトリエ Plus ~ザールブルグの錬金術士~』などが付属するDigital Deluxe版が税込8580円、Digital Deluxe版へのアップグレードDLCが税込2420円となっている。