『シヴィライゼーション』新作開発中との発表。前作にも携わったベテラン開発者が開発チームを率いる

パブリッシャーの2K/デベロッパーのFiraxis Gamesは2月17日、『シヴィライゼーション』の新作を開発中であると発表した。発表においては、Firaxis Gamesのスタジオ責任者が交代となることなども明かされている。

パブリッシャーの2K/デベロッパーのFiraxis Gamesは2月17日、『シヴィライゼーション』の新作を開発中であると発表した。発表においては、Firaxis Gamesのスタジオ責任者が交代となることなども明かされている。

『シヴィライゼーション VI』(2016年発売)


『シヴィライゼーション』はストラテジーゲームだ。ビデオゲームとしては、1991年発売の『シヴィライゼーション(Sid Meier’s Civilization)』がシリーズ初作品となる。その後さまざまなメーカーより後継作品・関連作品が発売されてきた。『シヴィライゼーション IV』以降の主要作品はFiraxis Gamesが開発を担当し、2Kより発売されている。

このたび、そんな本シリーズの新作が開発中であることが発表された。クリエイティブディレクターはEd Beach氏が担当するとのこと。『シヴィライゼーション VI』のリードデザイナーを担当したほか、シリーズに15年以上携わってきた人物だ。

なお同日2月17日には、Firaxis Gamesのスタジオ責任者(Studio Head)であったSteve Martin氏、およびクリエイティブディレクターのJake Solomon氏が退職を発表した。Martin氏は2006年より27年間にわたってスタジオの責任者を務めた人物。Solomon氏は23年間にわたりスタジオに在籍し、直近では『XCOM2』や『マーベルミッドナイトサンズ』などを手がけていた。20年以上スタジオを支えたベテランスタッフ2名が離脱するかたちだ。

Martin氏の後任として、前COO(Chief Operating Officer)であるHeather Hazen氏がスタジオ責任者のポストを引き継ぐとのこと。Hazen氏は、『シヴィライゼーション』新作はシリーズを新たな高みへ引き上げる刺激的な作品になると述べている。また2022年11月に発売された『マーベルミッドナイトサンズ』のコンテンツも引き続き開発され、新たなプロジェクトも検討されているという。

新たな責任者が率いることになったFiraxis Gamesで開発される『シヴィライゼーション』新作。シリーズに長く携わった人物がクリエイティブディレクターを担当するとのことなので、『シヴィライゼーション』の持ち味は引き続き継承されることだろう。現時点では詳細は明かされていないため、今後の続報に期待しておこう。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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