Steamロシア風終末世界ゲーム『Hail to the Rainbow』発表。ロシア開発者が描く、崩壊後の世界を行く孤独な旅路

開発者のСергей Носков氏は2月16日、『Hail to the Rainbow』を発表した。ロシア風のポストアポカリプス世界を舞台とする、一人称視点のアドベンチャーゲームだ。

開発者のСергей Носков氏は2月16日、『Hail to the Rainbow』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Hail to the Rainbow』は一人称視点のアドベンチャーゲームだ。舞台となるのはロシア風のポストアポカリプス世界。人々の暮らしをよくするはずの先端技術が世界の崩壊を引き起こしたという。本作の主人公となるのは両親を亡くした青年Ignatだ。終末世界での孤独な生活に慣れたころ、彼のもとに1通の電子メールが届く。そこに記されていた思いがけないメッセージが、彼の人生を急変させるという。

舞台設定にはサイバーパンクな要素も含まれるといい、トレイラーやスクリーンショットでは近未来的な建造物のほか数種類のロボットが登場。戦闘シーンも見られ、ゲームにはアクション要素もあるのだろう。


本作はストーリー主導のアドベンチャーゲームになるとのこと。ゲームプレイにおいては、謎解きや敵との戦闘を通して攻略していくことになるそうだ。ゲーム内にはホラー要素やシューティング要素も含まれるという。またアイテムの収集やインベントリのアップグレードといった要素も用意。崩壊後の世界を舞台としたステージの探索も楽しめるのだろう。

本作を手がけるのはロシア在住の開発者Сергей Носков氏。同氏はこれまでポストアポカリプス世界ADV『35MM』や、サイバーパンク横スクロールADV『7th Sector』などをリリース。退廃的な世界観などが一定の評価を受けている。本作の世界観は『7th Sector』開発時に構想され、2年間にわたって制作が続いてきたとのこと。同氏の過去作で描かれてきたポストアポカリプスおよびサイバーパンクな世界観を組み合わせた作風が特徴となりそうだ。


『Hail to the Rainbow』はPC(Steam)向けに発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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