“私の〇〇は××”構文リレーが流行し、ゲーム会社も続々便乗。My MATON? AUTO.

 
Image Credit: Brett Jordan on Unsplash

Twitterにて、海外ユーザーを中心に「My 〇〇?××(私の〇〇は××)」という構文リレーが流行し、ネットミームとして波及しているようだ。ネットミームは一般ユーザーだけでなく、ゲーム開発元や公式アカウントなどに伝達。大喜利を披露しあうユーザーにより賑わいを見せている。


“私の〇〇は××”構文リレーに使われる〇〇と××には、二つの言葉、もしくは一つの言葉を二つに区切り、前後を入れ替えて当てはめる。たとえば弊誌“AUTOMATON”なら、「My MATON? AUTO」となる。リレーを見つけたユーザーは引用リツイート、もしくはスクリーンショットで一つ前の人物・団体のツイートを紹介する。その上で自身のネタを投稿し、“便乗”していくかたちのネットミームとなっている。

このネットミームは自分が好きなモノや自身を紹介するようなニュアンスももち、幅広いジャンルのユーザーを巻き込むかたちで使われている。ゲーム会社も構文リレーに参加している様子がみられる。たとえばCD PROJEKT REDは、発売予定の『サイバーパンク2077』の大型DLCである「Phantom Liberty」を紹介するかたちで、「My Liberty? Phantom」とツイートを投稿。『Apex Legends』などのパブリッシャーとしても知られるElectronic Artsは、自社の頭文字を使い「My A? E」とユーモアたっぷりのツイートを投稿している。

筆者は構文リレーの“原点”を探してみたものの、数十と連なったツイート画像から元ネタを発見することは困難を極め、残念ながら最初の構文ツイートを発見することはできなかった。一方で、ゲーム開発元のほか、ゲーム開発者たちやVTuberなどのコンテンツクリエイターが参加している姿も散見された。“ユーモアたっぷりの投稿を届けよう”とする共通した姿勢を垣間見ることができる不思議な構文リレーは、企業も巻き込んだゲームコミュニティ全体にネットミームとして流行していったようだ。

Image Credit: Pixabay on Pexels


今もなお波及を続ける“私の〇〇は××”構文リレーは今後どういった人々に伝達していくのだろうか。今後の期待を込めて、構文リレーの行く先を追い続けてみるのもよさそうだ。