Steamうろ覚えお絵描きバトル『Drawing From Memory』発売、さっそく好評。最大4人でやけくそ絵画をぶつけ合う

海外の人気クリエイターlekkerspelenとKud氏は2月8日、『Drawing From Memory』を発売した。最大4人プレイのお絵描き対戦ゲームだ。

海外の人気クリエイターlekkerspelenとKud氏は2月8日、『Drawing From Memory』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Drawing From Memory』は最大4人プレイのお絵描き対戦ゲームだ。試合開始時に、ゲーム側から複数のテーマが提示。たとえば「dull super hero(ダサいスーパーヒーロー)」「clumsy cartoon animal(ドジな動物キャラ)」といったテーマが示される。これらに対し各プレイヤーは、テーマに沿ったキャラなどを思い浮かべてお題としてテキストにて記入していく。

各プレイヤーがキャラの記入を終えると、お絵描き対戦がスタートだ。テーマごとに誰かの記入したお題がランダムに選ばれ、全員に提示されることになる。ほかのプレイヤーが記入したお題が選ばれた場合、うろ覚えあるいは知らないお題が示されることもあるだろう。そして制限時間が経過すると、各々がやけっぱちで描き上げた絵が集結。誰かひとりの絵に投票をおこなうことになる。これをお題の数だけ繰り返し、記憶お絵描きのもっとも上手いプレイヤーを決めるのだ。なお本作にはTwitchとの連携機能が用意されており、チャットのユーザーたちに投票を委ねることも可能となっている。

なお本作は、ホストとなるプレイヤーがルームIDを教えてほかのプレイヤーに参加してもらうシステムとなっている。いわゆる野良でのマッチングは本稿執筆時点では実装されていない。ホストは試合設定を変更することも可能で、ラウンド数や制限時間を調節できる。



本作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で90件中98%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得している。うろ覚えかつ制限時間付きで描くことで、変てこな絵も生まれやすい本作。そんな面白アートを見せ合うシステムが、パーティーゲームとして好評のようだ。

本作を手がけるのは海外の人気クリエイターlekkerspelenKud氏。lekkerspelenはTimon氏とPeter氏の実況者ユニット。Kud氏はYouTubeにひと癖のある手描きアニメを投稿してきた人気クリエイターだ。本作には先述のTwitchとの連携機能のほか、ルームIDを隠す機能も用意。lekkerspelenの知見が活かされているのだろう。

本作には変な絵が生まれやすいシステムや580円と比較的お安い価格など、カジュアルに楽しめるゲームを求めるユーザーに嬉しい要素が備わっているといえる。ストリーミング配信を盛り上げる要素もあり、今後さらに人気を高めていく可能性はありそうだ。

『Drawing From Memory』はPC(Steam)向けに発売中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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