“表裏”入替&回転アクションパズル『ReverseRoom – リバースルーム -』Steam向けに発表。ステージを動かして、道を切り開く

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名古屋のゲーム開発会社ソニックパワードは2月8日、『ReverseRoom – リバースルーム –』をSteam向けに2023年に配信すると発表した。ソニックパワードが社内外から尖ったインディータイトルを発掘するプロジェクト「Dig Up Indie」の第1弾として配信される。

『ReverseRoom – リバースルーム -』は、ステージをぐるぐる回して攻略する、2Dアクションパズルゲームである。本作でプレイヤーは、白く四角いキャラクターを操作し、ゴールへの到達を目指す。各ステージ内には、カギとゴールが設置されている。プレイヤーはジャンプや移動、しゃがみを駆使してステージ内を移動。カギを獲得してからゴールにたどり着けば、ステージクリアとなる。ただし、本作では単にキャラクターを操作しているだけでは、ステージをクリアできない。カギが壁に囲まれていたり、ゴールが壁の向こう側にあったりなど、物理的な障害が待ち構えているからだ。


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そこで本作では、ステージの枠を回して足場を切り替え、ゴールやカギへの道筋を切り開く。本作でプレイヤーは、パズルモードを発動すると、ステージの枠を90度ずつ回転させたり、“表裏”を入れ替えたりすることができる。たとえば、上記の画像のようにカギの四方が壁に囲まれている場合は、反時計回りに90度枠を回転させると、障害がなくなりカギへの道程を確保できる。ステージの枠を動かしてもプレイヤーとカギとゴールはそのままの位置に残っているため、ステージの枠を操作することでギミックが突破できるのだ。

要素としては、ステージの表裏を入れ替えると、足場判定のあった白い部分が灰色になり、灰色の部分が足場判定のある白へと置き換わる。またステージをクリアしていくと、ワープ/スイッチブロック/回転ワープなどもギミックも登場。ステージの枠を操作する基本システムと共に、プレイヤーの頭を悩ませてくれるそうだ。


本作を手がけているのは、国内のゲーム開発者Suzuya氏だ。本作は、同氏が学生時代に発表し、開発してきた作品である。2021年にはコンテストにも参加しており、「日本ゲーム大賞2021」のアマチュア部門で佳作、「ゲームクリエイター甲子園2021」では総合大賞佳作を受賞。コンテストにおいて審査員を務めたプロのクリエイターからも好評を得たという。なお本作はゲームクリエイターズギルドのサイト内より、2021年に公開されたベータ版がダウンロード可能となっている。気になる人はSteamでのリリースを待つ間、当時のベータ版を遊んでみるのもいいだろう。

『ReverseRoom – リバースルーム -』は、PC(Steam)向けに2023年リリース予定だ。

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