『Core Keeper』最新アプデで描画が刷新され、光と影が美しく&軽く。ほか新要素てんこもり


デベロッパーのPugstormは2月8日、『Core Keeper』向けに「クオリティ・オブ・ラブ」アップデートを配信した。本アップデートでは、ライティングやレンダリングが変更され、ビジュアルが大きく改善されているという。また本アップデートにあわせて、バレンタインイベントが実施中だ。

『Core Keeper』は地下洞窟を舞台とするサンドボックス・サバイバルゲームだ。プレイ人数は1~8人までで、シングルでもマルチでも楽しめる内容となっている。プレイヤーは洞窟に落ちてしまった探索者となり、コアと呼ばれる不思議な古代遺跡を中心に広がるマップを思い思いに掘り進めていくことになる。資源を確保し、装備や拠点を整えながら、バイオームを牛耳るボスに挑戦。さらなる深みへと足を踏み入れ、多くの謎を秘めた地下世界を舞台に生き延びていくことが目的のゲームとなっている。

このたび配信された「クオリティ・オブ・ラブ」アップデートでは、ゲームのライティングおよびレンダリングシステムが大幅に変更。ゲーム内の照明および影の生成に大きな改善がほどこされたという。さらに物体に反射した光(間接照明)による影を生成する新システムも導入。本作の世界がより立体的に表現されているそうだ。またグラフィックに関する一連のシステムの刷新により、負荷の軽減にも成功しているとのことだ。

また本アップデートに際して、ゲーム内ではバレンタインイベントも実施中だ。期間は現地時間2月28日まで。イベント期間中は地下世界の各所で手紙を発見可能。拾った手紙はシーズン商人のもとでアイテムと交換できる。そのほか新たな消費アイテムや装備も登場。チョコレートボックスやキューピッドの弓といった、バレンタインにちなんだアイテムが用意されている。なお本アップデートにて、メニューのゲームプレイ設定で参加するシーズンを設定可能となっている。今後はすべてのシーズンイベントをいつでも楽しめるようになるという。

そのほかイベントとは別に新アイテムも実装。ハープやフルート、チェロといった楽器が追加されている。また既存のアイテムであるオカリナもカテゴリが貴重品から楽器に変更。アゼオスの原生地域のバイオームにおける発掘スポットから発見可能となった。楽器は手動で音符を入力する演奏のほか、楽譜を置いた譜面台の近くに立つと自動で楽譜の曲を演奏してくれる機能も存在。楽譜には、『Owlboy』や『Cook, Serve, Delicious! 3?!』などの楽曲が用意されているそうだ。マルチプレイで楽団として演奏することもできるという。

さらに本アップデートでは、キャラの外見と名前を変更できる魔法の鏡も実装。大工テーブルで製作可能となっている。キャラメイクや外見変更時に髪・目・服に使える新たな色も追加されているとのことだ。そのほかにも新アイテムやゲームメカニクス、不具合修正などが数多く実装・実施されている。詳細はこちらのパッチノートを確認されたい。

昨年2022年3月より早期アクセス配信開始された本作。今回のアップデートでグラフィック周りのシステムが刷新され、今後はさらに雰囲気満点の地下世界採掘を楽しめることだろう。なお昨年9月に公開されたロードマップによれば、次回実装予定のバイオームは「クリスタル」とされている。拡張を続ける本作の、これからの展開にも期待していきたい。

『Core Keeper』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。