暗黒街推理アクション『超探偵事件簿 レインコード』Nintendo Switch向けに6月30日発売へ。『ダンガンロンパ』の制作陣による、“迷宮”事件調査

スパイク・チュンソフトは2月9日、『超探偵事件簿 レインコード』を6月30日に発売すると発表した。『ダンガンロンパ』の制作陣が手がける、ダークファンタジー推理アクションゲームである。

スパイク・チュンソフトは2月9日、『超探偵事件簿 レインコード』を6月30日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。通常価格は税込6980円。発表にあわせて、最新映像が公開されている。

『超探偵事件簿 レインコード』は、『ダンガンロンパ』の制作陣が手がける、ダークファンタジー推理アクションゲームである。本作の舞台は、未解決事件の撲滅を掲げる世界的な組織「世界探偵機構」が存在する世界。雨の降り続く奇妙な街カナイ区は、世界探偵機構を敵視する超巨大企業アマテラス社の支配下にあり、未解決事件が多発していた。本作の主人公であるユーマは、何らかのきっかけにより記憶を失ってしまう。経歴は不明ながら、ユーマが探偵としてカナイ区に派遣されたことを書類が示していたため、探偵事務所の見習いとして未解決事件の調査に参加。契約によってユーマに取り憑く死に神ちゃんと、世界探偵機構に所属する超探偵たちと共に、謎を解き明かすこととなる。



ユーマは、超探偵たちのもつ特殊能力を活用して真相へと迫っていく。本作ではカナイ区が3Dで表現されており、フィールド上を自由に歩き回り、証拠や証言を集められるという。さらに本作には、探偵特殊能力と呼ばれる超自然的な力をもった超探偵たちが、犯罪調査のエキスパートとして登場する。具体的な探偵特殊能力としては、体格や声も似せられる「変装」、心臓の鼓動などわずかな音でも聞き取れる「超聴覚」、過去の事件現場を見られる「過去視」などが存在。ユーマは、ある条件のもと彼らの能力を共有することで、常人では見つけられない証拠や事実を入手し、事件を解決へ導いていくようだ。


ユーマと死に神ちゃんは、証拠や証言である「解鍵」を集めていき、調査を進めたあとは「謎迷宮」へ挑む。謎迷宮とは、謎が具現化した真実へとつながる空間。現実世界の法則は通用せず、ギミックやトラップがユーマたちに襲いかかってくるという。また謎の迷宮の最深部には、事件の真相へ迫るモノを拒む存在「謎怪人」が待ち受けている。ユーマたちは、謎怪人と推理デスマッチで対決。謎怪人の主張をかわし、矛盾を“解刀(かいとう)”で切り伏せたり、弾き返したりすることで、事件の真相へとたどり着くようだ。詳細は不明ながら、謎迷宮は本作の推理パートなのだろう。

制作陣としてはシナリオを小高和剛氏、サウンドを高田雅史氏、デザインを小松崎類氏が担当。現在いずれもトゥーキョーゲームスに所属する、『ダンガンロンパ』シリーズを手がけてきたクリエイターたちにより本作が制作されているわけだ。なお発表にあわせた小高和剛氏のツイートによれば、本作には「やった人の心には一生残るような鮮烈な体験」が待ち受けているとのことだ。

超探偵事件簿 レインコード』は、Nintendo Switch向けに6月30日リリース予定。価格は税込6980円となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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