過酷ストレスローグライク『Darkest Dungeon II』が5月9日正式リリースへ。肉体と精神に厳しい旅に出よう


デベロッパーのRed Hook Studiosは2月7日、現在早期アクセス配信中の『Darkest Dungeon II』を現地時間5月8日に正式リリースすると発表した。ストアページ表示によれば、日本時間では5月9日配信となる。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。

『Darkest Dungeon II』は、ターン制のローグライクRPGだ。本作はSteamなどで人気を博した『Darkest Dungeon』の続編となる。前作は2Dで描画されていた一方、本作『Darkest Dungeon II』では3Dモデルによる描画も盛り込み。プレイヤーは4人のヒーローを指揮し、駅馬車をころがして油断ならない冒険の旅を進めていく。灼熱の土地から病はびこるエリアまで、ヒーローの一行には過酷な環境と敵たちが襲い来るのだ。

本作では前作に引き続き、ストレスの管理が重要となる。ヒーローそれぞれにストレスレベルが存在しており、高まると不満を漏らすほかさまざまなデメリットが発生する。また、本作ではヒーローのストレスレベルが高じると、前作のように心臓発作を起こすのではなくMeltdownもしくはResoluteと呼ばれる状態になる。Meltdownではストレスは解消されるものの強烈な継続デバフが発生。稀に発生するResoluteではヒーローが心機一転、ストレスを克服し継続バフを得ることになる。


こうしたシステムもあり、宿屋に泊まっての憂さ晴らしなど精神状態の管理は冒険に必須となる。また、ヒーロー同士の人間関係も重要。相性によって絆が生まれたり、あるいはパーティが空中分壊したりすることもあるだろう。ただし、冒険の旅が進行するにつれて、ヒーローの新たな能力やアイテム、駅馬車のアップグレードなど、次の旅で利用できる要素もアンロックされる。失敗を糧にして、過酷な旅を繰り返していく。


『Darkest Dungeon II』は2021年10月にEpic Gamesストアにて早期アクセス配信をスタート。このたび5月9日に正式リリース日が定まったかたちだ。本作は配信直後にはSNSを中心に厳しい意見も寄せられていた。レビュー集積サイトMetacriticではそうしたリリース当初の評価を中心に、ユーザーレビュー43件が寄せられ、10点満点中3.0点となっている。一方で、配信から約1年半が経過した現在、Epic Gamesストアでの評価は5点満点中4.7点と上々。ただし、どちらも早期アクセス時点での評価である点には留意したい。正式リリースに伴う本作のSteam登場で、さらなるユーザーレビューも寄せられることとなるだろう。

『Darkest Dungeon II』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに、日本時間5月9日正式リリース予定。Epic Gamesストアでは、現在早期アクセス配信中だ。なお、両ストアにてデモ版も配信されている。