再生医療サバイバルホラー『Project SZ(仮)』Steam向けに発表。医療をテーマに新しい切り口の恐怖目指す

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国内の個人ゲームデベロッパー727NotHoundは1月30日、『Project SZ(仮タイトル)』の制作決定を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。2023年末から2024年内のリリースが予定されている。

『Project SZ』は、727NotHoundが制作予定の、再生医療サバイバルホラーゲームだ。本作の舞台となる筑紫島病院には、存在しないはずの4号室にまつわる怪談があった。本作の主人公は、ある日4号室に入る迷い込む夢を見てしまう。天井を覆う顔のない男、双頭の肉袋、立ち尽くす親子、車椅子に座る死んだ妹。主人公は白いベッドで目を覚ますが、廊下からは車椅子の音が響いていた。存在しない4号室にまつわる恐怖が描かれるようだ。


本作はジャンルとしては「再生医療サバイバルホラー」と謳われている。攻撃手段や回復アイテムなどのリソースを考慮しながら敵と戦い、探索や目的に向かって行動。戦闘を中心としたゲームプレイが展開されるそうだ。また本作では医療がテーマとなっており、回復に特徴的な仕様が盛り込まれる。詳細は不明ながら、新しい切り口で恐怖とゲームプレイの融合が図られるそうだ。なお本作の制作には、ゲーム実況者の島津の鉄砲兵さんが監修および主人公のモデルとして参加している。

本作を手がける727NotHoundは、国内の個人開発者座間氏の名義である。過去作としては、デッキ構築とホラーゲームを組み合わせた『Photogenic Minds : Identity』や、複数人のキャラクターを操作するホラーゲーム『国際指定怪異123号 廃村』など、ゲームシステムにひねったアイデアを盛り込んだ作品をリリース。2022年9月に配信された『Photogenic Minds : Identity』においては、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー58件中93%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。

本作『Project SZ』については、2023年7月頃より本格的な開発が開始予定。現在は、ゲームの設計や大まかなシナリオのプロット、コンセプトアートの制作などが進められているそうだ。新たな切り口で展開される再生医療サバイバルホラーに期待したい。

『Project SZ』は、PC(Steam)向けとして2023年末から2024年内にリリース予定だ。また727NotHoundからは、短編ホラーゲーム『人形限界』が2月頃にリリース予定となっている。

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