Steamホラーゲーム『ヒトカラ』2月4日配信へ。カラオケ店で恐怖に見舞われる、チラズアート新作

国内のゲーム制作チームChilla's Art(チラズアート)は1月31日、『ヒトカラ( The Karaoke)』を2月4日に配信すると発表した。女子高生が主役の3Dホラーゲームである。

国内のゲーム制作チームChilla’s Art(チラズアート)は1月31日、『ヒトカラ( The Karaoke)』を2月4日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。トレイラーなども公開されている。

『ヒトカラ』は、チラズアートが開発中の3Dホラーゲームである。本作の主人公は、1人の女子高生だ。本作で彼女は、1人で訪れたカラオケ店で何らかの恐怖に遭遇。怪事件に巻き込まれていくのだろう。詳細は不明ながら、公開されている動画やスクリーンショットには、いくつかのシーンが映されている。動画内には、自転車に乗って夜の街を行く様子や、カラオケ店を訪れるシーンなどが存在。カラオケ中には、リズムゲーム風のミニゲームも用意されているようだ。またスクリーンショットなどからは、もえかという女子高生の姿が確認できる。もえかは、主人公と体育館でフリースローの練習をしていたようであるが、動画の最後ではもえかに危機が迫っている。本作において、彼女の存在も重要になってくるのだろう。



Steamのストアページによると、本作にはリアリティのあるグラフィックが採用されているという。オン/オフに対応したVHS風のエフェクトや、日本の映画に影響を受けたというストーリーによって、心理的な恐怖を表現。女子高生の視点で体験する恐怖が描かれていく。また要素としては、本作にはマルチエンディングが採用されている。エンディングは6種類。プレイヤーの行動によって、6つの異なる結末が待ち受けているようだ。


本作を手がけているチラズアートは、兄弟でゲームを作っているという、国内のゲーム制作チームである。過去作としては『夜勤事件』『例外配達』『閉店事件』など、多数の短編ホラー作品をリリース。近年精力的に作品をリリースしており、ゲーム実況者やVTuberによる配信/動画を中心に、注目を集めてきた。2022年10月にリリースされた前作『地獄銭湯』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー331件中71%の好評を得て、ステータス「やや好評」を獲得。同作においては、バグ報告も上がっている一方で、恐怖演出などは一定の評価を受けている。本作『ヒトカラ』では、カラオケ店を舞台にどんな恐怖が展開されるのか、新たなホラー体験に期待したいところだ。

『ヒトカラ』は、PC(Steam)向けに2月4日配信予定だ。またクリエイター向けのクラウドファンディングプラットフォームPatreonでは、本作のベータ版が支援者向けに先行配信中となっている。




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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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