パブリッシャーのBinary Haze Interactiveは1月27日、『リデンプションリーパーズ』を2月23日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS4/Nintendo Switch。パッケージ版は4月下旬の発売を予定している。価格はデジタル/パッケージ版ともに税抜5480円。
『リデンプションリーパーズ』はシミュレーションRPGだ。舞台となるのは異形の軍勢モースに国々を滅ぼされた世界。絶望的な状況の中、この世界の唯一の希望「灰鷹旅団」がモースと渡り合っていた。狡猾な奇襲戦法や集団戦術を得意とする旅団は、かつて人々から忌み嫌われ忘恩の死神と呼ばれていたという。プレイヤーはそんな彼らを操作してダークファンタジーの世界で戦いを繰り広げる。
今回のトレイラーでは本作のゲームシステムも紹介。本作ではフェーズ制が採用されており、プレイヤーのフェーズでは行動ポイントを消費しながらスキルを使用していくという。追加効果をもつ攻撃スキルや、味方を強化するスキルなども存在するとのこと。さらに、奥義と呼ばれるスキルも存在。高威力なだけでなく味方全員を強化する効果が発動するなど、非常に強力なスキルとなるそうだ。
攻撃スキルを使用する場合、仲間が攻撃対象と隣接していれば連携による追撃が可能。そのため戦闘においては、連携を発動させられる陣形を維持することが重要になるそうだ。なお移動は攻撃前・後に関わらず可能だそうで、臨機応変に移動しながら戦うことが必要となるだろう。戦闘パートに向けて準備する編成パートでは、経験値やスキルポイントを振り分けて、キャラを強化していくことができるそうだ。なおIGN Japanによれば、どのパートでも気の抜けない時が多く、本作の難易度は非常に高いそうだ。
本作を手がけるのは国内の開発会社アドグローブ。同社は、傘下会社のLiveWireと共同開発で『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』(以下、ENDER LILIES)を手がけた。同作はSteamユーザーレビューにて、約2万件中94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。丁寧に作られたメトロイドヴァニアゲームとして高く評価された。
『リデンプションリーパーズ』の原作とディレクションは、『ENDER LILIES』でプロデューサーを務めた小林宏至氏が担当。横スクロールアクションであった同作から一転して、3Dシミュレーションゲームとなる。ジャンルは違えど、本作も重厚なダークファンタジーとして描かれそうだ。暗めの世界観やバイオレンス表現など、大人向けテイストの作風は本作の特徴となっているだろう。
『リデンプションリーパーズ』はPC(Steam)およびPS4/Nintendo Switch向けに、2月23日に発売予定。