魔法海賊ステルス戦略ゲーム『Shadow Gambit: カリブの呪い』発表、日本語対応。『Shadow Tactics』開発元による新作
デベロッパーのMimimi Gamesは1月24日、ステルス戦略ゲーム『Shadow Gambit: カリブの呪い(Shadow Gambit: The Cursed Crew)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|Sで、2023年配信予定。各ストアの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
『Shadow Gambit: カリブの呪い』は、架空のカリブ海を舞台とするステルス戦略ゲームだ。本作の世界では、審問会の邪悪な軍団が、失われたカリブ海と呼ばれる謎の諸島を支配下に置いている。そして彼らは、あらゆる超常的なものを忌み嫌っており、呪われた海賊を狩ろうとしているという。本作にてプレイヤーはその呪われた海賊となり、この世のものではない力を秘めた謎の宝を略奪することを目指す。
プレイアブルキャラクターには、呪われた海賊であるアフィアを含む8人の船乗りが登場。伝説の黒真珠を見つけ出すことで、仲間となる呪われた船乗りたちを蘇らせることができるという。各キャラクターは、それぞれ強い個性とユニークな力をもっており、たとえばアフィアは伝説の剣による時空を超えた超高速のステルス攻撃が可能。ガエールは、魔法の大砲で仲間や敵を吹き飛ばし、ミスター・マーキュリーは魂の碇で魔法のポータルを開くことができるとのこと。
カリブ海には、いかにも南国風であったり不気味な雰囲気が漂っていたりなど、さまざまな環境の島がステージとして存在。プレイヤーは好きな船員を選んで、島の好きな場所からミッションに挑む。審問会の軍団が待ち受けるなか、船員たちの魔法の連携や周囲の環境を活かしながら、宝の回収を目指すのだ。
本作は見下ろし型視点が採用され、敵の視界の範囲が可視化されている。開発元のMimimi Gamesは、これまでに『Shadow Tactics: Blades of the Shogun』や『Desperados III』といったステルス戦略ゲームを手がけてきたことで知られ、それらの作品と似たシステムだといえるだろう。多様なプレイスタイルで攻略可能とのことで、ステルスに徹して敵を出し抜いてもよし、正面突破に挑んでもよしとなるようだ。
プレイヤーの拠点には幽霊船レッド・マーリーが用意される。ここでは、次のミッションのための計画を立てたり、時間操作魔法によって過去に失敗したミッションのある地点に戻り試行錯誤したり、あるいはキャラクターのアクションを設定したりといったことが可能。また、各キャラクターの独自ミッションをプレイすると、どんな人物なのかやなぜ呪われたのかなどのバックストーリーを知ることができるという。
『Shadow Gambit: カリブの呪い(Shadow Gambit: The Cursed Crew)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに2023年配信予定だ。日本のPlayStation公式YouTubeチャンネルにて日本語版トレイラーが公開されているため、コンソール版の国内リリースにも期待できそうだ。