Cygamesは1月21日、『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-(GRANBLUE FANTASY: Versus -RISING-)』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam)向けに、2023年発売予定。新キャラクターや新ストーリーに加えて、ロールバックネットコードとクロスプレイに対応するという。なお本情報は、『グランブルーファンタジー』のイベント「グラブルフェス2022-2023」Day1内で発表されたものだ。
『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング』は、2D対戦格闘ゲーム『グランブルーファンタジー ヴァーサス』のシリーズ最新作である。Cygamesより配信中のスマートフォン向けRPG『グランブルーファンタジー』を原作としている。前作『グランブルーファンタジー ヴァーサス』では、『グランブルーファンタジー』から、24人のキャラクターがプレイアブルとして登場。対戦格闘ゲームの中では、立ち回りや読み合いに重点を置いた地に足の付いた攻防が繰り広げられていた。要素としては、アビリティシステムによって、ボタンと方向キーの組み合わせで簡単に技の展開も可能。またストーリーにあわせて魔物や星晶獣と戦うアクションRPG風のRPGモードも用意されていることから、対戦アクションRPGとも称されていた。
『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』では、ゲーム全面がパワーアップしており、新アクションもいくつか登場するという。具体的には、アビリティ+の強化版「アルティメットアビリティ」が登場する。発動には何らかの条件が必要であるものの、発動の瞬間相手の動きがスローになるため、普通では反撃できない状況でも差し返せる可能性があるという。
ゲームモードとしては、ストーリーモードが登場する。前作RPGモードからRPG要素や収集要素が簡略化されており、手軽に遊べるように変化しているという。物語は、前作のストーリーに続く内容が展開されるそうだ。グラフィック面では、PlayStation 5版を基準に、より『グラブル』らしい画作りを目指して進化。新キャラクターは発表されていないものの、何やら“年末”に関連のあるキャラクターが登場するようだ。
また本作では、オンライン対戦にロールバックネットコードが採用され、離れた相手とも快適なオンライン対戦が可能。クロスプレイにも対応し、異なるプラットフォーム間での対戦もできる。なおロールバックネットコードについては前作でも対応が検討されたが、作り直しに近いコストがかかるため、対応が難しかったのだという。『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』は、ロールバックネットコードに対応するために作り直したといっても、過言ではないそうだ。
そのほか本作では、前作で好評だったというロビーが島へと拡大し、対戦以外の遊びとしてパーティーゲーム「ぐらぶるレジェンドばとるっ!」が遊べるようだ。「ぐらぶるレジェンドばとるっ!」には複数のゲームモードが収録されている。生き残りを競って争うバトルロイヤルや、チーム対抗の陣取り、協力して敵を倒すバトルなどが展開。数十人で遊べるバラエティ豊かなミニゲームが展開されるようだ。
『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』はPlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam)向けに、2023年発売予定だ。