錬金術RPG『ライザのアトリエ3』3月23日に発売延期へ。フィナーレにふさわしい作品にするべく、最後のブラッシュアップ


コーエーテクモゲームスは1月18日、『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』の発売日を変更すると発表した。これまでは同作は2月22日の発売が予定されていたが、3月23日の発売へと変更。約1か月の延期となる。延期の理由は、最後のブラッシュアップのためとされている。


『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』は、コーエーテクモゲームスのガストブランドが手がける錬金術RPG。最後の夏の冒険を描く、錬金術士ライザが主役を務める3作目となる。本作の舞台は、前作『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』から約1年後の世界だ。主人公のライザは、王都からクーケン島へと戻り日々を過ごしていた。しかし、ある日クーケン島の近海に謎の群島「カーク群島」が出現。ライザたちは、カーク群島がクーケン島に悪影響を及ぼしているとわかったため、カーク群島の調査へ向かうこととなる。

調査の中、ライザたちは謎の遺跡へたどり着き、巨大な謎の扉を発見する。ライザが謎の扉へ近づいた時、脳裏に「万象の大典」へと導こうとする謎の声が響く。ライザたちは島を救う術を求め、鍵と錬金術の根源を巡る最後の夏の冒険へと旅立つこととなる。本作では、1作目『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』でもシナリオを手がけていた高橋弥七郎氏がシナリオを担当。要素としては、オープンフィールドや鍵を使った探索や戦闘なども採用されている。

今回の発表では、2023年3月23日(Steam版は3月24日)への発売延期が発表された。発表におけるプロデューサー細井順三氏のコメントによると、本作ではライザたちのフィナーレにふさわしい作品にするべく、オープンフィールドでの冒険やキャラクターを表現するグラフィックなどでチャレンジをおこなっているという。告知内では、集大成として最高の体験を届けるため、「最後のブラッシュアップにもうしばらくのお時間をいただければ」と記されている。延期によるブラッシュアップが、フィナーレにふさわしい内容をもたらしてくれることに期待したい。

ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』は、PlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch版が2023年3月23日、PC(Steam)版が3月24日発売予定。通常版の価格は、税込8580円となっている。