個人デベロッパーのリボンゲームスは1月17日、『廃ドライブイン(Abandoned roadside diner)』を近日配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込420円。SteamのストアページとPVも公開されている。
『廃ドライブイン』は、リボンゲームスが開発中の短編サバイバルホラーゲームである。本作の舞台は90年代に閉鎖された、曰く付きの廃ドライブインだ。主人公のカオリは、ある日デートに出かけていた。カオリは、彼氏からデート中に肝試しへ誘われ、夜に廃墟化したドライブインを訪れる。しかし、闇に覆われた廃ドライブインからは、どういうわけか不信な物音が響いていた。一緒に来た彼氏は、中の様子を見に行ったきり戻ってこない。主人公のカオリは、心霊スポットだと噂される廃ドライブインを、1人で探索することになる。
廃ドライブインへ足を踏み入れたカオリには、恐怖が立ちふさがるようだ。椅子や自動販売機などが残されたドライブイン内は、暗闇によって不気味に彩られ、どこからかナニカの物音が響いている。カオリはライトで前方を照らし、アイテムを調べながら、廃墟内を進むことになるようだ。。また本作には、マルチエンディングが採用されている。エンディングは全部で4種類。主人公カオリの行動によって結末が変化するという。
本作を開発しているのは、個人デベロッパーのリボンゲームスだ。過去作としては、同名の都市伝説をテーマとしたホラーゲーム『巨頭ォ(HugeHead)』を、Steamにて2022年12月にリリース。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で8件中50%が好評となっており、評価が割れている。リボンゲームスのTwitterアカウントによれば、前作『巨頭ォ』においてはリリース時一部進行不能バグが生じており、現在は解消されたという。本作『廃ドライブイン』では、そうした教訓も踏まえつつ、制作が進められているとのことだ。
『廃ドライブイン』は、PC(Steam)向けに近日配信予定。価格は税込420円となっている。またリボンゲームスのツイートによれば、1月中のリリースを目指して開発が進められているそうだ。