基本プレイ無料殺人鬼パズル『Friday the 13th: Killer Puzzle』が1月23日配信停止へ。ライセンス更新ができなかったため

Blue Wizardは1月13日、『Friday the 13th: Killer Puzzle』を現地時間1月23日に配信停止すると発表した。理由としては、ライセンスの更新ができなかったためとされている。

Blue Wizardは1月13日、『Friday the 13th: Killer Puzzle』を現地時間1月23日に配信停止すると発表した。理由としては、ライセンスの更新ができなかったためとされている。本作は現在、PC(Steam)/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中。またXbox One/Xbox Series X|S向けにも1527円で販売されている。

『Friday the 13th: Killer Puzzle』は、映画「13日の金曜日」を題材にしたパズルゲームだ。PC(Steam)/iOS/Androidおよび海外Nintendo Switch向けに、2018年より基本プレイ無料で配信開始された。またXbox One/Xbox Series X|S向けにも1527円で販売されている。プレイヤーはジェイソンを操作し、さまざまなステージで人々を餌食にしていく。ステージはマス目で区切られており、獲物となる人間たちが点在。ジェイソンは壁や障害物にぶつかるまで一直線に進むため、獲物をすべて倒すためには道順を考えなければならない。

ギミックも複数用意。近づくと逃げる獲物や、焚き火、水場などが存在する。ジェイソンは水場に落ちると溺死、焚き火に踏み入ると焼死するため注意が必要だ。一方で焚き火は逃げる獲物が踏み入っても死ぬため、上手く利用してスムーズに殺りくを進めるのだ。また警官や“猫”などこちらの脅威となる存在が配置されているステージもあり、ジェイソンといえども立ち回りには気をつける必要がある。

本作はSteamストアレビューでは約5100件中93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。基本プレイ無料ながら、捻りの効いたギミックが盛り込まれたパズルの遊びごたえが好評を博している。



配信から約5年が経過した本作。今回Steamの公式ニュースにて、本作の配信がすべてのプラットフォームで停止となる旨が発表された。配信停止の理由としては、ライセンスの更新ができなかったためとされている。本作は映画「13日の金曜日」を題材にしているため、配信にあたっては権利元のライセンスが必要になるのだろう。なお、Steamを含めすべてのプラットフォームで、所有者は販売停止後も本編や購入済みのゲーム内コンテンツを引き続き利用できるそうだ。

またBlue Wizard Digitalが手がける本作のもとになったパズルゲーム『Slayaway Camp』についてはもちろんライセンスの問題もなく、販売が継続される。こちらはSteamユーザーレビューにて約560件中95%が好評の「圧倒的に好評」ステータスを獲得。本作『Friday the 13th: Killer Puzzle』が気に入った人はこちらもチェックするといいだろう。

楽曲や車といったゲーム内要素がライセンス切れで販売停止になる例はしばしば見られるものの、題材そのもののライセンスが切れ配信停止となる『Friday the 13th: Killer Puzzle』は珍しい事例といえる。所有者は配信停止後も引き続き利用できるとのことなので、気になる人は今のうちにダウンロードしておくといいだろう。

『Friday the 13th: Killer Puzzle』はPC(Steam)およびiOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中。

【UPDATE 2022/1/14 12:44】
対応プラットフォームなどについて追記。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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