Creepy Jarは1月13日、オープンワールドサバイバルゲーム『Green Hell』の最新大型アップデートである「Building Update」を現地時間1月23日に実装すると発表した。ツリーハウスや水上ハウスなどの新建築要素が追加されるほか、ノートブックの可読性が向上するなどフィードバックを取り入れた調整も実施される。
『Green Hell』は、アマゾンの熱帯雨林を舞台としたオープンワールド型のサバイバルゲームだ。PC(Steam)のほか、PS4/Xbox One/Nintendo Switchでもリリースされている。プレイヤーは失踪した交際相手の行方を追い、過酷なアマゾンの熱帯雨林に足を踏み入れる。原住民や野生生物が住まうアマゾンで、プレイヤーは栄養状態や精神状態などのパラメーターを管理しながら、厳しいサバイバル生活を送っていくこととなる。過酷な環境で生き残るために必要な建築物は、ノートブックのクラフトから設置が可能だが、これまで設置場所は平坦な地面に限られていた。しかし、「Building Update」以降は木の上や水上にプラットフォームを設営できるため、幅広いエリアでの建築が可能となるようだ。
なお「Building Update」の追加要素は昨年12月20日からSteamにて、Pre-Update Betaというベータテストの形で実装されていた。ユーザーからのフィードバックを受け、調整がされてきた本アップデートの正式な実装日程がこのたび決定したというわけだ。
Steamの本作公式ニュースによると、「Building Update」でプレイヤーは木の上や水上に建築物を設置することが可能となるそうだ。ツリーハウスは大型の樹木にのみ設置可能なTree House Frameと、小型の樹木に設置が可能なTree Platform Frameが存在する。これらの建築物はClimbing Ropeを設置して利用することでアクセスが可能。また木の上に設置されたプラットフォームはFootbridgeという橋で繋げることも可能となっている。これにより一つのツリーハウスから、別のツリーハウスへの行き来が出来るようだ。
水上に設置可能なFloating Frameは、設置後に足場を形成。足場を基礎に最大3階建ての水上建設が可能となる。また通常の建築要素においても、木製や竹製ドアの追加や壁・天井などの素材切り替えのオプション追加などを確認することができる。素材を切り替えることで建物の外観も変わるため、プレイヤーの創造性を刺激する内容となりそうだ。
また本アップデートではHeavy Stone Axeという攻撃力の高い斧が追加されるほか、プレイヤーのニーズに応えた複数の調整やアップデートが加えられる。まず建築の際に使用されるノートブックは内容をそのままにページ数が削減され、可読性が向上。更に複数の建物を仮置きすることが可能となり、それらを平行して建築することもできるようだ。また本アップデートでは、道中のヤシや丸太などを完全に伐採できる方法も追加されるため、プレイヤーは見晴らしを調整しながらツリーハウスや水上ハウスの建設に励むことができそうだ。
『Green Hell』の「Building Update」は1月23日より配信予定。過酷なアマゾンの熱帯雨林を木々の上から、もしくは水上から、悠々自適に眺めてみてはどうだろうか。