デベロッパーのSteel City Interactiveは1月13日、『Undisputed』の早期アクセス配信を1月31日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページ表記によると、日本時間2月1日に配信予定となっている。
『Undisputed』はボクシングゲームだ。モハメド・アリからタイソン・フューリーまで、歴代および現役の選手たちが早期アクセス配信時点で男女あわせて50人以上登場。パンチは60種以上が打ち分け可能で、角度や方向を変えたり、カウンターやフェイントをしたりすることも可能だという。フットワークも重要になり、本格的なボクシングが楽しめるそうだ。過去にはマルチプレイ向けベータテストも開催されており、オンライン対戦機能も実装される見込み。
また本作では多彩なパンチのほか、ディフェンス技術も複数用意されるとのこと。スリップやウィービング、ブロッキングなどが可能だそうだ。ゲームには物理演算が取り入れられており、パンチがガードを回り込んだり、ガードをすり抜けたりすることもあるという。そのほか試合中にはアドレナリンやスタミナといったステータスも存在し、プレイヤーはそうした身体状況の管理も求められるそうだ。ちなみに難易度設定も複数用意されており、どんなプレイヤーでも楽しめるゲームになるとのことだ。
なお実在ボクサーたちのモデルは最新のスキャン技術で構築されているとのこと。また試合中には負傷がリアルに反映されるほか、選手たちは試合進行にあわせて発汗するという。リアリスティックなグラフィックや演出も特徴となりそうだ。
本作を手がけるのは英国に拠点を置くSteel City Interactive。本作は同スタジオにとって処女作となる。元々本作は『eSports Boxing Club』というタイトルで開発されていたものの、ゲーム内容により適したタイトルにするため『Undisputed』と改題されたとのことだ。
本作はまず、早期アクセスとして配信予定。早期アクセス配信期間は未定とのこと。フィードバックを取り入れながら、準備が整ったと判断された時点で正式リリースされるという。早期アクセス配信開始時のコンテンツとしては、オンライン/オフライン両モードや、50人以上のボクサー、7種類の会場など、基本的なゲーム要素は実装されているそうだ。早期アクセス配信中には、キャリアモードや選手作成機能、追加のボクサーや会場が追加されていく見込みだ。なおコンテンツの追加に応じて、ゲームの価格も引き上げられるとのこと。
『Undisputed』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信予定。実在選手が登場する本格ボクシングゲームの登場を楽しみにしておこう。