宇宙レトロアドベンチャー『機動戦艦ガンドッグ 太陽系物語』正式発表。ロボットアニメの影響受けるクラシック宇宙物語
パブリッシャーのAstrolabe Gamesは1月10日、『機動戦艦ガンドッグ 太陽系物語(Stories from Sol: The Gun-Dog)』(以下、機動戦艦ガンドッグ)を正式発表。2023年に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)で、日本語表示にも対応予定。
『機動戦艦ガンドッグ』はアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは星暦214年、環太陽系大戦(the Solar War)が終結して4年以上が経過した宇宙。大戦で数多くの仲間を失った主人公は、木星軌道パトロール艦「ガンドッグ」に再配属されていた。あるとき奇妙な信号の調査を命じられた主人公たちは、宇宙に潜む未知の脅威に遭遇するという。
ゲームプレイには、昔ながらのアドベンチャーゲームのシステムになるという。ガンドッグの船内を巡りながら、部屋を調査したり乗組員と会話したりして、ゲームを進めていくそうだ。また物語には「Armoured Frames」なる人型メカも登場するという。トレイラーでは整備士を務めるキャラも確認可能で、物語に関わってくるのかもしれない。
なお本作はPC-9800のゲームや、80年代のSF作品に影響を受けているとのこと。グラフィックには緑単色のピクセルアートが採用。テキストやエフェクトなど多岐にわたって当時の雰囲気を再現する工夫が取り入れられているそうだ。物語とビジュアルの双方で懐かしさを味わえることだろう。
本作を手がけるのは英国に拠点を置くSpace Colony Studios。「太陽系物語(Stories from Sol)」シリーズを構築すべく、フリーのアーティストやライター、ゲーム開発者たちが結成したスタジオだという。本作『機動戦艦ガンドッグ』は、同スタジオおよびシリーズの1作目を飾るタイトルとなるわけだ。itch.ioの公式説明によると、本作はデモ版が2023年に配信予定。正式リリースは今夏を予定しているとのことだ。