『スプラトゥーン3』最新フェス、上位者ブキ使用率は「シャープマーカー」1強に。変わりゆくトレンド

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スプラトゥーン3』の第3回フェスが終了した。“好みの味は?辛いvs甘いvsすっぱい”というテーマで3つの陣営が戦い、甘いチームが総合1位に輝いた。フェス終了後、各陣営それぞれでフェスパワーを多く稼いだ上位100名である“フェス100ケツ”が、使用ブキと合わせて公表された。これまで2度おこなわれたフェスでは、スクリュースロッシャーとシャープマーカーが幅を利かせていた。そして今回のフェスにおいても、昨年12月1日に「2022冬 Chill Season」実装に伴うブキの追加などはあったものの、定番ブキの人気の牙城は健在だったようだ。

スクリュースロッシャーは、アップデートにてスペシャルウェポンであるナイスダマのスペシャルゲージ必要量が増えてその存在感はやや薄れつつも健在である。メインブキおよびナイスダマ自体の強さはまだまだ信用に足りる表れだろう。

ブレのないメインブキの安定性に愛好者が多いのか、シャープマーカーも健在。自身のエイム力、キャラクターコントロール力が物を言うこのブキに信頼を置くプレイヤーが多いのも頷けるだろう。ちなみに、各陣営でトップ10入りした全30名のうち、シャープマーカーは17名。一方、スクリュースロッシャーは5名と少ない。が、トップ100全体で見れば300名中61名と、11位以下での使用者が多いようだ。ただし、シャープマーカーは300名中134名と、スクリュースロッシャーの倍以上。まだまだ存在感はあるものの、スクリュースロッシャーの人気は以前よりも落ちているというのが、この人数差が表すところだろう。


今回のフェスは、2022冬 Chill Seasonでは最初のフェスになるが、新ブキについてはあまり目立たない結果となった。筆者が確認した限り、全チームを確認してもフェス100ケツ内にカーボンローラーデコが3名、プロモデラーRG、もみじシューターがそれぞれ2名ずつ、スプラスピナーコラボ、プラムシューターコラボ、スパッタリー・ヒューがそれぞれ1名ずつと、新ブキで100ケツ入りを果たしたプレイヤーは合計で10名となっている。

もみじシューター、スパッタリー・ヒューのサブウェポンにはトーピードが採用され、その追尾性能と着弾後の爆発に手を焼くプレイヤーも多い。しかしながら、フェス100ケツに数えられるほどの実力をもつプレイヤーにはあまり採用されなかったようだ。少なくともフェス環境においては、スクリュースロッシャーとシャープマーカーによる人気は、まだしばらく続くのかもしれない。

なお、フェス100ケツの集計はあくまでフェスマッチ(チャレンジ)に参加したプレイヤーによるもの。フェスマッチ(オープン)やトリカラマッチにおいては、筆者がプレイした限りではあるが、もみじシューター、スパッタリー・ヒューなどのトーピードが多く飛び交っていた印象だ。


なお余談だが、『スプラトゥーン3』で開催されたフェスにおいてウツホ陣営が勝利したのは今回が初。『スプラトゥーン』公式Twitterアカウントによる結果発表のツイートには、「ウツホの喜ぶ顔がようやく見られた」という喜びの声が届けられている。



※ The English version of this article is available here

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