セミオープンワールドゲーム『Dragon Sword』正式お披露目。UE5で、壮大な冒険と戦闘と協力描く
ゲームスタジオHOUND13は12月30日、『Dragon Sword』を正式にお披露目した。同作は「Project D」として開発されていたゲーム。このたび、ゲーム映像が初めて公開されている。
『Dragon Sword』は、HOUND13にて開発中のゲームだ。ジャンルとしてはアクションRPGになるという。HOUND13と資本提携しているGarenaからPC/モバイル向けに配信される予定。広大な大陸を冒険し、個性豊かキャラたちと出会いながらクエストを進行。時に巨大な敵と対峙し激しく戦う。
ゲームエンジンとしては、Unreal Engine 5を採用。また本作においては、いくつかの広大なエリアを渡っていくセミオープンワールドを採用しているという。そのほか、映像では複数人で敵の討伐に行くシーンも映し出されており、マルチプレイ要素も存在するようだ。ビジュアルやエフェクトなどは『原神』を彷彿とさせる部分もあるが、本作の3Dモデルはややリアル寄り。また敵にしがみついて攻撃するなど、ハンティングゲームとしての色も強そうだ。
HOUND13は、韓国に拠点を置くゲームスタジオだ。『ドラゴンネスト』や『ダンジョンストライカー』といった作品を手がけたスタッフが設立した会社で、スマホ向けアクションRPGとして『ハンドレッドソウル』をリリースしていた。HOUND13は、2021年に東南アジアにてゲームプラットフォームなどを展開するシンガポールの会社Garenaより200億ウォンの出資を受けており、複数のPC/コンソール向けの新作を開発中。すでに「Project M」のプロトタイプ映像が公開されていた(関連記事)。このたび「Project D」についても、披露されたわけだ。
『Dragon Sword』はまだまだ未知数な部分も多い。が、「Project M」がフォトリアルテイストでやや血なまぐさい作風であることに対し、『Dragon Sword』(Project D)はよりファンタジーな表現を志向しているように見える。両作はどのようなかたちでリリースされるのだろうか。楽しみにしておこう。