『Call of Duty: Warzone』(以下、CoD: Warzone)のプレイ中に“膝を脱臼”したストリーマーが現れた。オーバーすぎるリアクションが招いた悲劇は、海外コミュニティの注目を浴びている。Kotakuが伝えている。
『CoD: Warzone』は、基本プレイ無料のバトルロイヤルFPSだ。広大なマップを舞台に、最大150人の戦闘が繰り広げられる。バトルロイヤルゲームではお馴染みの、安全なエリアの縮小システムも存在。8段階に渡って円状のエリアが縮小していく。後継作として現在『Call of Duty: Warzone 2.0』(以下、CoD: Warzone 2.0)が配信中。同作では『Call of Duty: Modern Warfare II』と同じく、ゲームエンジンがIW 9.0 で開発されており、グラフィックやサウンド、AIなどが強化されている。
今回本作をプレイ中に“痛い目”にあってしまったのは、TwitchストリーマーのTheDannyHammer氏(以下、Danny氏)。同氏は現役の米海軍兵で、現在沖縄にて従軍しているという。そんな同氏による『CoD: Warzone』配信中に悲劇は起きた。その一部始終をおさめた配信切り抜き動画を、インフルエンサーのJake Lucky氏が投稿。ユーザーの注目を集めている。
動画はマッチの終盤、7段階目のエリア縮小が完了するシーンからスタート。マップは『CoD: Warzone』のヴェルダンスクと見られる。敵は残すところ1部隊。しかも別の部隊との戦いを終えたばかりのようだ。最後の敵が体制を整える前に詰め寄ろうと味方を置いて先行するDanny氏。一方相手は同氏を待ち構えており、いくらかダメージを与えたもののあえなく返り討ちに。ただDanny氏は、敵部隊が1人だと判明し、立ち上がって味方に期待をかける。しかし、続けて味方も相手にやられ、マッチ結果は2位となってしまった。
興奮のあまり、味方がやられた際にのけぞるDanny氏。「なんで一緒に突撃してくれなかったんだ!」と叫びながら体全体で悔しさを表現している。ここで突然、同氏は転倒してしまった。足をもがきながら立てない様子で、「膝が壊れちまった」と苦痛の声をあげている。のけぞりながら変な体勢で力んだことで、Danny氏は膝を脱臼してしまったようだ。同氏はその後も痛みに苦しみ、「配信切るよ、すまない」と言い残して動画は終了となる。
Danny氏のオーバーリアクションが招いた悲劇は注目を浴びており、ユーザーたちは心配しつつも笑いを誘われたようだ。また同氏の部屋が海軍の兵舎であることに気づいたユーザーも存在。「下士官にこの状況を説明する場面を想像してみてください……」とのコメントを寄せている。
なおかなりつらそうなDanny氏であったが、その後無事に回復していたという。Jake Lucky氏は続くツイートにて、膝にサポーターを付けたDanny氏の写真を投稿。満面の笑みで復活した姿を見せている。ちなみにDanny氏が配信中に“倒れた”のはこれが初めてではない。過去の『Call of Duty: Vanguard』配信時にも、敗北時のリアクションで後頭部をベッドに強打していた。
Danny氏が今後の配信で大きな怪我をしないかやや心配ながら、少なくとも直近では元気に配信を続けている。後継作である『CoD: Warzone 2.0』での配信でも持ち前のオーバーリアクションを見せているので、興味のある人はチェックするといいだろう。
『Call of Duty: Warzone 2.0』はPC(Steam/Battle.net)およびPS4/PS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料で配信中だ。