パブリッシャーのHooded Horseは12月20日、宇宙船デッキ構築ストラテジーゲーム『Breachway』を発表した。対象プラットフォームはPC（Steam）。Steamストアページ表記によると、日本語表示にも対応する。
『Breachway』は、宇宙船を舞台にしたストラテジーゲームだ。プレイヤーは戦闘能力をもつ宇宙船を指揮し、銀河探索の旅に出る。敵船との戦闘では、船に搭載した装備（カード）を用いて攻撃を選択するという。シールドやレーザー、ミサイルの斉射など、多彩な武器が登場するようだ。時にはドローン艦隊や戦闘用ブラックホールといった強力な武器を用いて、戦闘を有利に進めよう。戦闘に必要な装備は、購入したり、時には敵から奪ったりすることで使用可能だ。より強力な装備の組み合わせを模索する、デッキ構築の楽しみもあるという。さまざまな戦術から有効打を選択し、敵の裏をかくのが勝利の秘訣だ。
巨大な宇宙船を操る上で欠かせないのが、乗組員だ。乗組員にはそれぞれ個性があり、置かれている状況への反応や、派閥への忠誠心といった違いがある。プレイ中に発生するイベントでは、こうした乗組員やプレイヤーの選択がイベントの結果を左右するという。時にはシビアな決断を迫られる場面もありそうだ。またストーリーやイベントでは、新しい派閥の宇宙船もアンロックできるという。
本作の開発を手がけるのは、ルーマニアのEdgeflow Studio。Steam向けとしては、本作が同社にとって初のタイトルになる。本作にはローグライクやデッキ構築といった要素があるとのこと。影響を受けたゲームとして、『FTL: Faster Than Light』と『Slay the Spire』を挙げている。また、パブリッシャーのHooded Horseは、ストラテジーゲームを中心に手がける会社だ。『Terra Invicta』『Clanfolk』などのパブリッシングを担当。直近では、早期アクセス配信中のローグライトコロニーシム『Against the Storm』が非常に好調な滑り出しを見せている（関連記事）。同社は過去に弊誌のインタビューに対し、ローカライズ可能な作品であるならば、販売するすべてのタイトルを日本語対応させると述べている（関連記事）。本作もSteamストアページの対応言語を見るに、日本語対応を期待してよさそうだ。
『Breachway』はPC（Steam）向けに発売予定。
