『Dead Space』リメイク版のストアページが日本国内から閲覧可能となった。一方で公式サイトからはPS5/Xbox Series X|S向けの予約販売に関する記載がなくなっている。
なお本作は2023年1月27日に発売予定。PC版については、ストアページより予約購入が可能となっている。各ストアページの表記によると日本時間1月28日発売予定だ。日本語表示にも対応する見込み。
『Dead Space』は、2008年にリリースされたSFサバイバルホラーゲームだ。主人公は、エンジニアのアイザック・クラーク。通信機器の修理のために宇宙船USG Ishimuraへと向かった彼は、Necromorph(エイリアン)による惨劇を目の当たりにする。本作には一般的な武器はあまり登場せず、プラズマカッターやディスクリッパーなど、アイザックがもつツールキットを駆使したバトルが特徴のひとつ。アップグレードも可能なそうした武器にて、恐ろしいNecromorphに立ち向かうのだ。
同名のリメイク版となる本作は、『Battlefield』シリーズなどでも使用されているゲームエンジンFrostbite Engineを用いて、EAのMotive Studioが開発を担当している。グラフィックや音響が生まれ変わっているだけでなく、スラスターによる無重力遊泳といった要素も追加。Necromorphの損壊描写もパワーアップしているとのこと。さらに「Intensity Director」なるシステムにより、プレイヤーの緊張具合を分析して恐怖演出が生成されるという(関連記事)。
本作は、弊誌の確認では12月15日時点で国内向け各ストアページが非公開または予約購入できない状態であった。しかしいつからかは不明ながら、現在国内からも各ストアページを閲覧できるようになっている。EA App/Steam/Epic Gamesストアでは予約購入も可能だ。ちなみに各ストアページは過去には公開されており、いつの間にか国内向けに非公開となっていた。このたび再公開された格好だ。
一方で日本語版公式サイトでは、PS5/Xbox Series X|S版向けの予約販売に関する記載がなくなっている。予約販売の案内についても、「PC(EA App/Steam/Epic Gamesストア)でご利用いただけます」と記載されているのみである。
なお本作のCERO審査については、本稿執筆時点では完了していないと見られる。PS Storeでは審査予定のアイコンが表記。Steamストアページでは、「教育・データベース」のアイコンとなっている。こちらは教育向けソフトなどに用いられるアイコンであり、本作が指定されるとは考えにくい。正式な審査結果を待つ間の仮置き状態なのかもしれない。
なお先日には、予約購入が開始されていたSFホラー『The Callisto Protocol』が国内向け発売中止となった。予約購入者には返金対応がおこなわれたとのこと。中止の理由としては、「CERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)のレーティングを通過できず、内容を変更すると、プレイヤーが期待する体験を提供できなくなると判断した」ためとされている。予約購入が開始されているゲームでも、見込んでいたCERO審査通過でつまずくケースはあるわけだ。同作とおなじく強烈なゴア表現も特徴となる『Dead Space』リメイク版。このまま無事に国内発売されるのか注目されるところだろう。
『Dead Space』は2023年1月28日に発売予定。