任天堂は12月15日、「Joy-Con」「Nintendo Switch Proコントローラー」などの同社製品について、不正な偽装品の販売を確認しているとして、同社サポートページにて注意喚起をおこなった。
任天堂によると、一部で同社の商標などを使用し、純正品であるかのように偽装した不正な商品が存在しているのを確認しているとのこと。具体的な製品としてはNintendo Switch向け周辺機器であるJoy-ConやNintendo Switch Proコントローラーが挙げられている。不正な偽装品は「並行輸入品」などと称し、純正品を装って販売されているという。
そうした偽装品の存在は、最近一部メディアにて報じられていた。国内のあるユーザーが「Nintendo Switch Proコントローラー スプラトゥーン3エディション」とされる商品を購入したという事例では、Nintendo Switch本体から認識され使用可能だったものの、ジャイロ機能に不具合が存在。そこで任天堂に修理を申し込んだところ、偽装品であることが判明したという(J-CASTニュース)。また海外でも、大手小売店で購入したProコントローラーが偽物だったと報告するユーザーがみられる(Reddit)。
任天堂は、偽装品はコントローラーのソフトウェア更新ができないなどの問題があると指摘する。「システム更新できない」などと書かれた商品は、偽物である可能性が高いという。また、同社として偽装品による動作確認・動作保証をしておらず、サポートもおこなっていないと案内。そのような偽装品を入手しないよう、全国の家電量販店や任天堂商品取扱店など、信頼できる店舗で純正品またはライセンス商品を購入するように呼びかけた。また、偽装品などの不正商品を見つけた場合の情報提供窓口も開設。詳しくはサポートサイトを確認してほしい。
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