人気ポーション屋経営シム『Potion Craft』正式リリース。“闇落ちルート”を新たに追加し、ボリュームも遊びやすさも大幅アップ

パブリッシャーのtinyBuildは12月14日、『Potion Craft: Alchemist Simulator』を正式リリースした。新米錬金術師となって町でポーション屋を営むシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのtinyBuildは12月14日、『Potion Craft: Alchemist Simulator』(以下、Potion Craft)を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam /Epic Gamesストア/GOG.com/Microsoft Store)およびXbox One/Xbox Series X|S。Xbox/PC Game Pass加入者向けにも提供開始されている。なおゲームは日本語表示にも対応している。


『Potion Craft』は、新米錬金術師となって町でポーション屋を営むシミュレーションゲームだ。開発はniceplay gamesが手がけ、2021年9月に早期アクセス配信が開始された。プレイヤーの経営するお店には、魔法のポーションを求めるお客が毎日のように訪れ、特定の効果をもつポーションを要求。プレイヤーはお客の求めに応じて、さまざまな材料からポーションを調合して販売するのだ。

材料は、店の裏にある庭で採集できるほか、時折やってくる行商人から購入することも可能。お店の実験室にてそうした材料を組み合わせ、大鍋で火にかけてかき混ぜることでポーションが完成する。調合においては、錬金術マップを利用。材料の種類を変えたり、材料をすり潰したり水を加えたりと手を加えることで、異なる効果をもつポーションを作り分けられる。錬金術マップでは、どのようなポーションが出来上がるのか、その“方向性”が可視化される。

本作ではこのほか、お客との値段交渉やお店の人気レベル、錬金術師としての才能レベルやアップグレード、あるいは錬金術器の修繕やポーションの瓶のカスタマイズなどの要素も存在する。

本作は2021年9月22日の早期アクセス配信開始後、Steamの全世界売上上位ランキングに3日連続で1位に輝いた。配信後3日間で10万本を売り上げていたことも伝えられている。


売上だけでなく、評価も上々だ。Steamユーザーレビューには約1万1000件が寄せられ、うち92%が好評とする「非常に好評」ステータス。特徴的で奥深い調合作業のシステムや中世の写本のような独特なビジュアルなどがもたらす、ゆったりとしたゲームプレイが好評だ。また日本語表示に対応している点も、国内プレイヤーにとっては嬉しいポイントだろう。

このたびそんな本作が、1年以上の早期アクセス配信期間を経て正式リリースに至った。正式版では多岐にわたる要素が実装されている。まず悪党や邪悪な魔導士と懇意になる「悪人」ルートが登場。400種類のポーション作成依頼、新クエストや新たな値段交渉のテーマなど、ボリュームも大幅アップ。各種ゲームバランス・UIなどの調整も実施されており、遊びごたえや遊びやすさがさらに増していることだろう。詳しい変更点はこちらのパッチノートを確認されたい。


また正式リリースに際して、本作はXbox向けにも配信開始。Xbox/PC Game Pass加入者向けにも提供が開始された。対応プラットフォームを広げ、正式版にて遊びごたえを増したポーション屋経営に没頭する錬金術師たちがますます増えることだろう。

『Potion Craft: Alchemist Simulator』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com/Microsoft Store)およびXbox One/Xbox Series X|S向けに配信中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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